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  7. 小学生からのプログラミング入門。JavaScriptでおみくじを作ろう!

小学生からのプログラミング入門。JavaScriptでおみくじを作ろう!

小学生から始めるプログラミングシリーズです。

この講座ではScratch(スクラッチ)から少しレベルアップして、JavaScriptを使ってプログラミングを行なっていきます。

Scratchはブロックを移動させることによって、分かりやすくプログラミングを学べるのですが、実際のプログラミングではブロックではなく、コマンドとよばれる、お願(ねが)いするための文字で書いていきます。

コマンドは一見(いっけん)むずかしそうに思えますが、基本(きほん)はScratchと同じです。
今回はコマンドを使ったプログラミングのやり方を紹介していきたいと思います。

山田

山田

今回はちょっと本格的(ほんかくてき)なプログラミングに挑戦(ちょうせん)してみようだべ。おみくじゲームを作ってみるべよ


りこ

りこ

わーい!


アル

アル

本格的なプログラムって、どんなんだろう?

目次
  1. 登場人物(とうじょうじんぶつ)
  2. プログラミング言語ってなぁに?
  3. JavaScriptってどんな言語?
  4. JavaScriptでのプログラミングに必要なもの
  5. JavaScriptでプログラミングをしてみよう!
  6. ボタンが押された時にアラートを表示
  7. ランダムの値を表示してみよう!
  8. おみくじゲームを作ってみよう!
  9. まとめ

登場人物(とうじょうじんぶつ)

山田先生

山田
猫の先生。
プログラミングが大得意で、JavaScript(ジャバスクリプト)、Java(ジャバ)、C言語(シーげんご)、Python(パイソン)に至(いた)るまで様々なプログラミングの知識があり、猫パンチの如(ごと)く1秒で10文字のキー入力が可能。
「てやんでぇ、べらぼうめ!」が口癖(くちぐせ)。しかし実は江戸っ子ではない。
ディズニーランドに行くことを夢見ている。

りこちゃん

りこ
プログラミングが大好きで、少しだけプログラムを書くことができる。
得意な言語はJavaScript(ジャバスクリプト)。
関ジャニの錦戸(にしきど)君が好きで好きでたまらない。はやく大人になって錦戸(にしきど)君のお嫁(よめ)さんになることを夢見ている。
元気が良く、活発な女の子。ちょっとお節介(せっかい)。

アル君

アル
ゲームが好きで、特にポケモンが大好き。
プログラミングははじめてで、プログラミングの意味もよく分からない。それでも、ゲームを一度は作ってみたい。
授業中はいつも居眠りかポケモンのことを考えている。たまにりこちゃんに注意される。
プログラミングに興味(きょうみ)はあるのだが、全く分からないので集中できず、ついポケモンのことを考え始める。
山田先生という名前は聞いたことがあったが、猫だということをつい先日まで知らなかった。

プログラミング言語ってなぁに?

山田

山田

プログラミングはコンピュータにしてほしいことを伝(つた)えることだべ。でもやっぱり伝えるには「言葉」を使うのが一番だべな


アル

アル

言葉で伝えられるなら簡単(かんたん)だよね


りこ

りこ

でも日本語じゃないんだよ


山田

山田

そう。コンピュータにはそれ用の言葉を使わないと動いてくれないべよ。もちろん日本語ではだめだべさ


アル

アル

僕、日本語しか使えないよー


山田

山田

そこで、プログラミング言語(げんご)を覚える必要があるべ

これまでのScratchを使った学習で、プログラムがどういうものなのかを知ることができました。
では、プログラミング言語(げんご)とはいったいなんなのでしょうか。

Scratchではブロックをドラッグすることで、ゲームなどを作ることができます。
しかし実際(じっさい)のプログラミングではブロックは使わず、すべて文字で書いていくことになります。

プログラミングは「コンピュータにしてほしいことを伝える」ことだというのは、第一回目で学習しました。

プログラミング言語は、コンピュータに気持ちを伝える為の「言葉」です。
私たちは普段(ふだん)、日本語を使って人とコミュニケーションをとります。

しかし、コンピュータは日本語を理解してくれません。
そこでコンピュータに理解できる言語(正しくは理解できる言葉に変換できる言語)を覚えなくてはなりません。
それがプログラミング言語(げんご)です。
プログラミング言語には、JavaScript(ジャバスクリプト)、Java(ジャバ)、C言語(シーげんご)、Python(パイソン)などがあります。

山田

山田

りこちゃんはJavaScriptが使えるんだったべな


りこ

りこ

うん!


山田

山田

じゃあ今日はJavaScriptを使ってみるべかな


アル

アル

あ、ずるい!

JavaScriptってどんな言語?

アル

アル

ねぇ、JavaScriptってどんなことができるの?


りこ

りこ

アルはまだまだね。ホームページでよく使われるのよ


山田

山田

りこちゃんはよく知ってるべな。メニューをスライドで表示したり、ボタン一つでホームページの一番上までスクロールしてくれたりといった動きをつくることができるんだべさ


りこ

りこ

ブラウザ上で動くゲームだって作れるのよ


アル

アル

ゲーム! すごい

JavaScriptはホームページでよく使われる言語です。
ホームページ上で画面を動かしたり、ボタンをクリックするだけで、ホームページの一番上までスクロールしてくれたりといったことができます。

もちろん、それだけではありません。
ブラウザ(EdgeやChromeなど)上で遊べるゲームなんかもJavaScriptで作れてしまいます。

JavaScriptでのプログラミングに必要なもの

JavaScriptでのプログラミングに必要なのは、テキストエディタブラウザです。
ブラウザは今使っているもので構(かま)いませんが、テキストエディタはプログラミング専用(せんよう)のものを使った方が、コマンドの色が変わるなどの機能(きのう)がありますので、入力ミスが少なくなります。

参考(さんこう)までに、おすすめのテキストエディタとブラウザを紹介(しょうかい)します。

テキストエディタ : Visual studio Code
ブラウザ : Chrome

山田

山田

JavaScriptを始めるのに最低限必要なのは、テキストエディタとブラウザだけ。特別なソフトを必要としないから、誰でも簡単に始めることができるんだべさ


アル

アル

わーい、僕でもすぐに始められるんだ

JavaScriptでプログラミングをしてみよう!

山田

山田

さて、JavaScriptでプログラミングを始めたいんだべけど、JavaScriptはホームページ上で動くものだべ。


りこ

りこ

つまり、まずホームページを作る必要があるのよ


アル

アル

ええっ、大変だ


山田

山田

ホームページのベースを作るだけで、とても簡単(かんたん)だから安心していいだべよ

JavaScriptはホームページで使われる言語(げんご)です。
つまりJavaScriptを動かすには、ホームページをつくる必要(ひつよう)があります。

ホームページと言っても、みなさんが普段(ふだん)見ているような立派(りっぱ)なものじゃなくて、真っ白なものを作ります。つまり、ホームページのベースを作るということです。

基本的にホームページを作るには、HTML(エイチティーエムエル)というものを使います。
HTMLを使ってホームページを作ってみましょう。

まずはテキストエディタを開き、以下を入力してみてください。
コピペでも大丈夫です。

<html>
    <head>
        <title>JavaScriptでプログラミング</title>
    </head>
    <body>
        これがホームページだよ!
    </body>
</html>

Visual studio Codeに入力した場合は、次のようになっていると思います。
code

これをindex.htmlというファイル名で保存(ほぞん)します。保存の方法は各(かく)テキストエディタによって違いますが、ほとんどの場合macでは⌘コマンド + s、windowsではCtrl + sで保存ができます。

すると入力したタグに色がつきます。
code

このindex.htmlファイルをブラウザで開くと、次のようになります。
JavaScriptでプログラミング

ホームページは基本的にこのように作られています。

山田

山田

ホームページは基本的にこのような形で作られているんだべ。<title></title>で挟(はさ)まれた部分はホームページのタイトルとして、<body></body>に挟まれた部分はホームページの内容として表示(ひょうじ)されるんだべ


アル

アル

こうやってホームページって作られてたんだね


山田

山田

HTMLで使われている<>で挟まれた一つ一つをタグというから、それも合わせて覚えておくといいだべさよ


りこ

りこ

いろんなタグがあって、このタグを組み合わせてホームページが作られてるんだよね!


山田

山田

そうだべ、本当によく知ってるべな。ちなみに、ホームページといっても、インターネット上にアップロードしない限(かぎ)り公開(こうかい)はされないから安心していいべ。


りこ

りこ

まだJavaScriptが使われてないよ


山田

山田

実はそうなんだべよ。じゃあ今から使っていくべよ

ここまでではまだJavaScriptが使われていません。
JavaScriptを使う一番簡単な方法は、index.htmlファイル内にJavaScriptを書いてしまう方法です。

では、bodyタグ内の「これがホームページだよ!」を消して、以下のようにscriptタグを追加しましょう。

index.html

<html>
    <head>
        <title>JavaScriptでプログラミング</title>
    </head>
    <body>
        <script>
        </script>
    </body>
</html>

このscriptタグの中に、JavaScriptを書いていきます。
では、scriptタグの中に次のコードを追加してみてください。

alert("JavaScriptでプログラミングするよ!");

このコマンドはブラウザ上にアラートを表示するものです。

全体ではこんな感じになります。

<html>
    <head>
        <title>JavaScriptでプログラミング</title>
    </head>
    <body>
        <script>
            alert("JavaScriptでプログラミングするよ!");
        </script>
    </body>
</html>

実際にブラウザで開いて確認(かくにん)してみると、次のようになります。
アラートが表示される

アル

アル

わぁ、なんか表示(ひょうじ)されてる!


りこ

りこ

これがアラートっていうのよ


山田

山田

そうだべ。アラート、つまりホームページでの警告(けいこく)を表示したいときなどにつかわれるんだべさ

ボタンが押された時にアラートを表示

山田

山田

アラートが表示されるようになった訳だべが、ページを読み込んんだだけでいきなり表示(ひょうじ)されてしまっては、おみくじのドキドキ感がないだべよ


りこ

りこ

確かに。やっぱり願いをこめて、ボタンを押したいよね

上の方法ではブラウザを読み込むとアラートが表示されますが、今度はボタンを押した時にアラートが表示されようにしてみましょう。

HTMLでボタンを作ってみよう!

山田

山田

ボタンはHTMLで表示してしまった方が簡単だべ。そしてボタンを押した時にどうしたいのかをJavScriptで作っていくべ


アル

アル

HTMLと合わせて作っていくんだね

まず、HTMLでボタンを作ります。
今回はinputタグを使ったボタン作成の方法を紹介します。

以下のようにします。

<input id="omikuji_btn" type="button" value="ボタン">

idに「omikuji_btn」というIDを指定しています。
IDというのは、そのタグに与えられた名前です。
同じページの中で、inputタグをいくつも使う場合もあり、そんな時にIDを指定しておくと、どのinputタグだったのかを区別(くべつ)することができます。

typeには「button」を指定しています。
これはどのようなタイプのものを使うかという指定になります。
今回はボタンを作りたかったので、「button」を指定(してい)しています。

valueにはボタンに表示させる文字を指定します。
今回はボタンと表示させたかったので、「ボタン」と入力しています。

全体はこのようになります。

<html>
    <head>
        <title>JavaScriptでプログラミング</title>
    </head>
    <body>
        <input id="omikuji_btn" type="button" value="ボタン">
    </body>
</html>

するとこのように、ブラウザ上にボタンが表示されます。
ボタンが表示される

りこ

りこ

このボタンが押された時にどうしたいかをJavaScriptで作っていくんだよね

JavaScriptでボタンが押された時にアラートを表示

山田

山田

先ほどアラートの表示方法を紹介したべさけれどべさ、これをボタンが押された時に表示するようにしてみるべよ


りこ

りこ

おみくじゲームを作るには必須だよね

ではJavaScriptを使って、上で作ったボタンが押された時にアラートを表示するようしてみましょう。
まずはそのプログラムを見てください。

document.getElementById("omikuji_btn").onclick = function() {
}

わけが分かりませんね。
大丈夫です。すぐに分かります。

これらのコマンドを3つに分けて考えてみましょう。
まず、document.getElementById("omikuji_btn")は、omikuji_btnというIDを持ったHTMLタグを表しています。
そうです。先ほど作ったinputタグですね。

さらにonclickは、そのinputタグがクリックされた時、という意味です。

最後に残ったfunction() {}ですが、これはクリックされた時にどのようにしたいかを表します。
どのようにしたいのかは、{}の中に書いていきます。

なので、アラートを表示したい場合はこの{}の中にアラートを表示させるコマンドを書いていけばいいんですね。

document.getElementById("omikuji_btn").onclick = function() {
    alert("JavaScriptでプログラミングするよ!");
}

上のソースの意味は、「omikuji_btnというIDを持ったHTMLタグを、クリックした時、アラートを表示する」となります。

全体ではこのようになります。

<html>
    <head>
        <title>JavaScriptでプログラミング</title>
    </head>
    <body>
        <input id="omikuji_btn" type="button" value="ボタン">
        <script>
            document.getElementById("omikuji_btn").onclick = function() {
                alert("JavaScriptでプログラミングするよ!");
            }
        </script>
    </body>
</html>

ボタンをクリックするとアラートが表示される

アル

アル

わぁ、ボタンに反応して表示されたよ! でも同じ文章ばかりじゃおみくじにならないよね


山田

山田

そうだべ。そんな時はランダムの値を表示する機能(きのう)があるんだべ

ランダムの値を表示してみよう!

山田

山田

ランダムというのは、何が出るか分からないということだべ


アル

アル

へぇ、これができればおみくじゲームに役立ちそうだ

では、JavaScriptを使ったランダムの値を表示する方法です。
Scratchの時に、「変数(へんすう)」を使ったのを覚えていますか?
そうです。値を覚えさせておくことができるものですね。得点の表示の時に使いましたね。

ランダムな数を表示したい時、この変数が役に立ちます。

JavaScriptでの変数の使い方

山田

山田

まずはJavaScriptでの変数の使い方を紹介しておくべよ


りこ

りこ

ランダムな値を変数に覚えさせておくために必要なのね


Scatchでの学習のとき、得点という変数を作り、ゲームの得点を覚えさせておきました。
JavaScriptでも同じように変数が使えます。

変数を使いたい時、「こういう変数を使います」というふうに宣言(せんげん)することができます。

変数の宣言にはvarというコマンドを使います。
例えば、tokutenという変数を使いたい時は、以下のようにします。

var tokuten;

こうすることで、「tokutenという変数を使いますよ」と宣言することができるのです。

変数は数や文字を覚えさせておくものですが、JavaScriptではどのようにすればいいのでしょうか。
JavaScriptで変数に数や言葉を覚えさせるには、「=」を使います。
以下の例はtokutenという変数を宣言し、100と覚えさせておくものです。

var tokuten;
tokuten = 100;

このように覚えさせることを代入(だいにゅう)といいます。
宣言と代入を同時に行うこともできます。こちらの方が短くてかっこいいです。

var tokuten = 100;

今回は得点ではなく、ランダムな数字を入力しておく変数を作りますので、ランダムを英語で「random」。短くして「rnd」という変数を使うことにします。
変数名はなんでもいいのですが、ローマ字よりも英語を使った方がかっこよく見えます。
英語の変数名の省略(しょうりゃく)形は決まっているものも多いので、詳(くわ)しく知りたい人は調べてみるのもいいかもしれません。

ランダムな数を作る

山田

山田

ランダムに数字を表示する方法を教えるべよ!


アル

アル

数字かぁ、でもおみくじを作るのになんで数字が役立つんだろう

JavaScriptでランダムな数を作る時、Math.random()を使います。
これは「ランダムな数を作って」とお願(ねが)いするものになります。

すると0以上1未満のランダムな小数点の値を作ってくれます。
例えば以下のようにすると、ボタンをクリックした時に0以上で1よりも小さいランダムな小数(しょうすう)が表示されます。

<html>
    <head>
        <title>JavaScriptでプログラミング</title>
    </head>
    <body>
        <input id="btn" type="button" value="ボタン">
        <script>
            document.getElementById( "btn" ).onclick = function() {
                var rnd = Math.random();
                alert(rnd);
            }
        </script>
    </body>
</html>

ランダムな値が表示される

小数はなく、整数が欲しい場合(ばあい)はもう一手間(ひとてま)加える必要があります。
小数点を整数に変換(へんかん)するのです。それにはMath.floor()を使います。

これは小数点以下を切り捨ててくれるものです。
しかし、Math.random()で作られた数は1よりも小さいので、小数点を切り捨てるとすべて0になってしまいます。
どうすればいいのでしょうか。

答えは簡単で、なにか数を掛け算すればいいんです。
掛け算には「*」を使います。

例えば、以下のようにすれば0〜9までのランダムな数を表示することができます。

var rnd = Math.floor( Math.random() * 10 );
alert(rnd);

0〜9までの値が表示される

ここで注意したいのは、1〜10までではないということです。

おみくじゲームを作ってみよう!

山田

山田

お待ちかね、おみくじゲームを作るだべよ


アル

アル

わーい。ついに作るんだね!

ここまででアラートの表示と変数の使い方が分かりました。

ではJavaScriptを使って、おみくじゲームを作ってみましょう。
今回作りたいおみくじゲームは、ボタンが押された時に「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」のどれかをアラートで表示するというものです。

さて、今回作るおみくじゲームで必要な知識(ちしき)は、アラートの表示変数、そして条件分岐(じょうけんぶんき)です。
条件分岐に関しては、これから紹介していきます。

まず、おみくじゲームで表示したものは、「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」の6つなので、0〜5までの6つの数字をランダムに選び、条件分岐を使って、0なら「大吉」、1なら「吉」といったふうにする方法で作っていこうと思います。

では先ほどと同じ要領(ようりょう)でホームページを作って、その中におみくじを引くためのボタンを作ってみましょう。

IDをomikuji_btnとし、document.getElementById( "omikuji_btn" ).onclick = function()で、ボタンが押された時にして欲しいことを、{}のなかに書けるようにしておきます。
btnというのはbutton(ボタン)を短くしたものです。

<html>
    <head>
        <title>おみくじゲーム</title>
    </head>
    <body>
        <input id="omikuji_btn" type="button" value="おみくじを引く">
        <script>
            document.getElementById( "omikuji_btn" ).onclick = function() {
            }
        </script>
    </body>
</html>

あとは、おみくじを引くボタンが押された時にして欲しいことを、8〜9行目の{}の中に書いていきます。

ランダムな数を変数に代入しよう!

まず、0〜5までの6つのランダムな数字を変数に代入します。
覚えていますか? rndはランダム(random)の省略形です。

var rnd = Math.floor( Math.random()*6 );

これで、rnd変数に0〜5までの数字のうちのどれかが代入されることになります。

条件分岐を使ってみよう!

Scratchの時に、条件分岐がどのようなものなのか紹介しましたが、覚(おぼ)えていますか?
そうです。「もし〜ならば〜」ってやつです。

JavaScriptではif()というものを使います。
この()の中に、条件(じょうけん)を書きます。

例えば、xに入っている数字が3だったときに、xに4を代入したい場合は以下のようにします。

if(x === 3) x = 4;

このif(x === 3)というのが、「xが3ならば」 という意味になります。

ではこれをおみくじゲームに当てはめてみましょう。
rndに覚えさせている数が、0の時は大吉、1の時は吉、というふうに作ってみます。

var rnd = Math.floor( Math.random()*6 );
var omikuji;
if (rnd === 0) omikuji = "大吉";
if (rnd === 1) omikuji = "吉";
if (rnd === 2) omikuji = "中吉";
if (rnd === 3) omikuji = "小吉";
if (rnd === 4) omikuji = "末吉";
if (rnd === 5) omikuji = "凶";

あとはアラートにomikuji変数に覚えさせている文字を表示すれば、おみくじゲームの完成です。

アラートで結果(けっか)を表示してみよう!

さて、アラートでomikuji変数に覚えさせている文字を表示してみましょう。

var rnd = Math.floor( Math.random()*6 );
var omikuji;
if (rnd === 0) omikuji = "大吉";
if (rnd === 1) omikuji = "吉";
if (rnd === 2) omikuji = "中吉";
if (rnd === 3) omikuji = "小吉";
if (rnd === 4) omikuji = "末吉";
if (rnd === 5) omikuji = "凶";
alert(omikuji);

9行目のalert(omikuji);で、結果を表示しています。

index.html全体は、このようになります。

<html>
    <head>
        <title>おみくじゲーム</title>
    </head>
    <body>
        <input id="omikuji_btn" type="button" value="ボタン">
        <script>
            document.getElementById( "omikuji_btn" ).onclick = function() {
                var rnd = Math.floor( Math.random()*6 );
                var omikuji;
                if (rnd === 0) omikuji = "大吉";
                if (rnd === 1) omikuji = "吉";
                if (rnd === 2) omikuji = "中吉";
                if (rnd === 3) omikuji = "小吉";
                if (rnd === 4) omikuji = "末吉";
                if (rnd === 5) omikuji = "凶";
                alert(omikuji);
            }
        </script>
    </body>
</html>

これをブラウザで開くと、下のようなボタンが表示され、押すとおみくじが引けるというふうになります。
下のボタンを大吉がでるまで、クリックしてみてね!

アル

アル

わーい、完成だ。そうか、こうやって数字にくじの結果を条件分岐で割り当てて作るんだね


山田

山田

そうだべ。基本的な考え方はScratchと同じだべ。それを文字で書いていくだけなんだべよ

まとめ

今回はJavaScriptでのおみくじゲームの作り方を紹介しました。

アル

アル

中吉かぁ。うーん


りこ

りこ

きゃー、大吉! いいことあるかも。錦戸くんと……


アル

アル

ちぇっ、またそれかよ


山田

山田

よっぽど好きなんだべな。でも何があろうと一途(いちず)に想い続ける気持ちは大切だべ。プログラミングでも同じことがいえるべよ


りこ

りこ

私、プログラミングも錦戸くんもずっと好きでいる!


山田

山田

その心がけだべ。もっともっとプログラミングを覚えて、本格的(ほんかくてき)なゲームを作れるように頑張るべよ!


りこ

りこ

うん!


アル

アル

うん!

この企画の一覧はこちら

  1. 小学生からのプログラミング入門。JavaScriptでおみくじを作ろう!
  2. 小学生からのJavaScript入門。今月の残り日数を計算してみよう!
  3. 小学生からのJavaScript入門。画像の表示と移動をしてみよう!
  4. 小学生からのJavaScript入門。キー入力でキャラを動かしてみよう!
  5. 小学生からのJavaScript入門。ファイルを分けて管理してみよう!
  6. 小学生からのJavaScript入門。オブジェクトを使ってみよう!
  7. 小学生からのJavaScript入門。ゲームのメインループを作ってみよう!
  8. 小学生からのJavaScript入門。キャラを決まった間隔ずつ動かす!
  9. 小学生からのJavaScript。HTML5とCanvasを使ってみよう!
  10. 小学生からのJavaScript。迷路やRPGで使えるマップを作ってみよう!
  11. 小学生からのJavaScript。マップでキャラを動かせるようにしよう!
  12. 小学生からのJavaScript。クラスの概念をしっかりと理解しよう!
  13. 小学生からのJavaScript。プログラム全体をクラスを使って作ってみよう!
  14. 小学生からのJavaScript。文字を表示するクラスを作ってみよう!
  15. 小学生からのJavaScript。改行と一文字ずつ画面に表示する方法!
  16. JavaScript|ノベルゲーム風にキー入力で文字を切り替える方法!

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