今回も、小学生からのScratch入門、はじめていきます。
前回、「Scratchでシューティングゲームを作ろう! 小学生からのプログラミング入門」では、Scratchを使ってシューティングゲームを作りました。
今回はピアノの鍵盤を作って、音を鳴らしてみましょう。
プロローグ
ドーレーミー
あ、アル。ピアノ弾いてるの?
うん、全然弾けないけど
だったら、Scratchで簡易的なピアノ鍵盤を作って、演奏してみたらどうだべか?
そんなことできるの!?
すごい、私もやってみたい!
今回作成するものはこちらです。
旗マークを押して、鍵盤を押すと弾くことができます。
ピアノ鍵盤の素材
今回使用する素材についてです。
今回使う素材だべ。下の画像を右クリックして、さらに「名前を付けて画像を保存」をクリックして、自分のパソコンに保存するべ
白鍵A
白鍵B
白鍵C
黒鍵
ちなみにこの素材は、「自分が作りました」と言わない限り、どう使ってもいいべよ。
ただ他のサイトで公開している素材は、その規約が決まっていることが多いから、ちゃんと確認して使うべよ
※素材を使って生じたいかなる損害も、山田先生も管理人も一切責任を負いません。
※報告も不要です。しかし「使ったよ」といっていただければ、山田先生と管理人は喜びます。
プロジェクト名を変更する
ではまず、プロジェクト名を変更しましょう。
どんなふうになるのかな
スプライトをScratchに読み込む
さきほど保存した画像をScratchに読み込んでいきます。
まずは最初から入っている猫のスプライトを「×」を押して削除しましょう。
この猫はわだずの永遠のライ……
毎回毎回……もういいよ!
スプライトリスト右下の猫(犬?)のマークにマウスカーソルを合わせ、出てきた「スプライトをアップロード」のボタンをクリックします。
これでステージとスプライトリストに鍵盤が読み込まれました。
でもこれじゃあ鍵盤の数が足りないよ
そんなときは、じゃんけんゲームの時にも紹介した「複製」を使うべ
鍵盤を複製しよう
続いて、鍵盤を複製します。
複製のやり方は覚えているべか? スプライトリストで複製したいスプライトを右クリックして「複製」を選べばいいべよ
いくつか複製する必要があるよね
そうだべ。なので複製して次の数だけ作って欲しいんだべ
鍵盤はいくつか複製する必要があります。
hakken_a : 全部で2つ
hakken_b : 全部で2つ
hakken_c : 全部で3つ
kokken : 全部で5つ
hakken_aはさっき複製したから、もうしなくていいね
するとこのように鍵盤がたくさんになりました。
わぁ、たくさん表示されたね
鍵盤を並べる
続いて、鍵盤を並べていきます。
次は鍵盤のスプライトをピアノの鍵盤みたく並べていくべよ
では鍵盤画像のように並べてみましょう。
さらにスプライトリストの方も、ドレミの順番になるように並べ替えます。
スプライトリストからスプライトをクリックすると青く光り、対応しているスプライトがどれか分かります。
これを使って、スプライトリストのスプライトの順番をドレミの順(鍵盤の並び)にならべ変えます。
並べ替えたよ……でもすごくたくさん。もうどれがどれだか分からないよ
そんな時はスプライトに名前をつけるといいべよ
スプライトに名前をつけよう
つづいて、スプライトに名前をつけていきます。
じゃあ、スプライトに名前をつけていくべよ
スプライト名を変更します。
まずスプライトリストから、名前を変えたいスプライトを選び、「スプライト」の部分を変更します。
今回は「ド」にしました。
同じように全てのスプライトに名前をつけましょう。
これで分かりやすくなったね!
鍵盤を押すと音がなるようにしよう
つづいて、鍵盤を押すと音がなるようにしていきます。
つづいて、音が出るようにするべよ
わーい、すごいすごい!
音が出るようにするには「拡張機能」を使う必要があるから、それも含めて紹介するべよ!
まず、「ド」のスプライトを選択し、「イベント」から「このスプライトが押されたとき」をスクリプトエリアにドラッグします。
続いて、画面左下の「拡張機能を追加」ボタンをクリックします。
「音楽」の拡張機能を追加します。
これで「音楽」の拡張機能が追加されました。
「60の音符を0.25拍鳴らす」をドラッグし、「このスプライトが押されたとき」につなげます。
この60と言うのがScratchでは「ド」の音になります。
では、今作った一番上のブロックをドラッグして、「ド#」のスプライトにコピーします。
「ド#」のスプライトを選択し、「60」の部分をクリックします。
すると鍵盤が表示されるので、画像のように音をド#にします。すると、数値が「61」に変わります。
この61がScratchでは「ド#」の音になります。
一番上のブロックをドラッグして、「レ」のスプライトにコピーします。
「レ」のスプライトを選択し、「61」の部分をクリックします。
表示された鍵盤から、画像のようにレを選択します。すると、数値が「62」に変わります。
この62がScratchでは「レ」の音になります。
同じように、レ#〜シの音も作ります。
これでScratch上でのピアノの完成です。
鍵盤を押すと、音が出ます。
まとめ
今回はScratch上で音が出せるピアノを作りました。
わー、音が出てる。楽しい!
うん! これでチューリップが弾ける! 山田先生も弾いてよ
てやんでぇ、べらぼうめ! ねこふんじゃっただべよ……あれ、鍵盤が足りないべ
でも、同じようにやれば、鍵盤を増やすこともできそうだね
自分でカスタマイズするのも楽しいべな。これからも色んなプログラミングのやり方をしっかりとを学ぶべよ
はーい!
はーい!
このシリーズの一覧はこちら
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