1. HOME
  2. »
  3. プログラミング・Web
  4. »
  5. webpack
  6. »
  7. webpackの設定ファイル「webpack.config.js」の使い方を覚えよう

webpackの設定ファイル「webpack.config.js」の使い方を覚えよう

webpack.config.jsはwebpackを使う上での設定ファイルです。
今回は、webpack.config.jsの使い方を紹介します。

目次
  1. webpack.config.jsとは
  2. webpack.config.jsの作成
  3. エントリーポイントの変更
  4. 出力先フォルダやファイル名の変更
  5. Loaderを使う
  6. プラグインを使う
  7. modeを指定する
  8. まとめ

webpack.config.jsとは

webpack.config.jsは、webpackの設定ファイルです。
エントリーポイントや、ファイルの出力場所、プラグインなどを設定することができます。

webpack.config.jsの作成

まず、webpack.config.jsファイルを作成しておきましょう。

$ touch webpack.config.js

エントリーポイントの変更

エントリーポイントとは、プログラムの実行を開始する場所のことです。
デフォルトでは「./src/index.js」になります。
では、エントリーポイントを変更してみましょう。

webpack.config.js

module.exports = {
  entry: './js/script.js'
};

上の例では、エントリーポイントを「./js/script.js」に変更しています。

出力先フォルダやファイル名の変更

コンパイルしたファイルの出力先やファイル名を変更できます。

デフォルトでの出力先は、「./dist/main.js」ですが、これを「./dest/bundle.js」に変更してみます。

webpack.config.js

module.exports = {
	entry: './js/script.js',
	output: {
		path: __dirname + '/dest',
		filename: 'bundle.js'
	}
};

Loaderを使う

Loaderを使う方法です。
今回は例としてBabelを使ってみたいと思います。

まず、以下のコマンドでBabelをインストールします。

$ npm install babel-loader babel-core babel-preset-env --save-dev

webpack.config.jsは、以下のようにします。

webpack.config.js

module.exports = {
	entry: './js/script.js',
	output: {
		path: __dirname + '/dest',
		filename: 'bundle.js'
	},
	module: {
		rules: [
			{
				test: /\.js$/,
				exclude: /(node_modules | bower_components)/,
				use: {
					loader: 'babel-loader',
					options: {
						presets: ['env']
					}
				}
			}
		]
	}
};

追加したのは7〜20行目です。

testプロパティは、変換するファイルを特定します。
正規表現で表しますので、「/\.js$/」というのは、「.js」で終わるファイル、つまりはJavaScriptファイルを表します。

excludeプロパティは、除外するファイルを指定します。
今回の例では、npmでインストールした時に作られる「node_modules」フォルダと、bowerでインストールした時に作られる「bower_components」フォルダを指定しています。

useプロパティは、変換に使うローダを指定します。
今回の例では、loaderにbabel-loaderを、optionsでオプションを指定しています。

プラグインを使う

プラグインを使ってみましょう。
今回は「html-webpack-plugin」を使ってみたいと思います。

このプラグインを使うと、コンパイル時にhtmlファイルが作られるようになります。

では実際に使ってみましょう。

$ npm install html-webpack-plugin --save-dev

webpack.config.js

const HtmlWebpackPlugin = require( 'html-webpack-plugin' );

module.exports = {
	entry: './js/script.js',
	output: {
		path: __dirname + '/dest',
		filename: 'bundle.js'
	},
	module: {
		rules: [
			{
				test: /\.js$/,
				exclude: /(node_modules | bower_components)/,
				use: {
					loader: 'babel-loader',
					options: {
						presets: ['env']
					}
				}
			}
		]
	},
	plugins: [ new HtmlWebpackPlugin() ]
};

追加したのは、1行目と23行目です。
このwebpack.config.jsの場合、destフォルダにindex.htmlファイルが作成されます。

modeを指定する

前々回のwebpackの記事では、modeはオプションを使って指定していましたが、webpack.config.jsで設定しておくこともできます。
modeについて知りたい方は、【初心者向け】webpack 4入門。一番簡単で詳しい使い方 | modeについてをご覧ください。

const HtmlWebpackPlugin = require( 'html-webpack-plugin' );

module.exports = {
	entry: './js/script.js',
	output: {
		path: __dirname + '/dest',
		filename: 'bundle.js'
	},
	mode: 'development',
	module: {
		rules: [
			{
				test: /\.js$/,
				exclude: /(node_modules | bower_components)/,
				use: {
					loader: 'babel-loader',
					options: {
						presets: ['env']
					}
				}
			}
		]
	},
	plugins: [ new HtmlWebpackPlugin() ]
};

追加したのは9行目です。これで開発用のモードで出力されます。

まとめ

webpack.config.jsファイルはwebpackの設定ファイルです。
これを使うことで、webpackの様々な設定を行うことが可能です。

webpackにはまだまだ多くの機能がありますので、徐々に紹介していければと思います。
以上、webpack.config.jsの使い方でした。

参考ページ:webpack Concepts

この企画の一覧はこちら

  1. 【初心者向け】webpack 4入門。一番簡単で詳しい使い方
  2. 【webpack 4】npm-scriptsでオリジナルのコマンドを設定する方法
  3. webpackの設定ファイル「webpack.config.js」の使い方を覚えよう
  4. webpack-dev-serverの基本的な使い方と設定方法の詳しい解説

スポンサードリンク

関連コンテンツ

オススメ記事

【Xcode7】Swift2使ってみた。playgroundで遊びながら覚える。

最近は押入れの中で寝るのが日課の@It_is_Rです。 押入れは寝心地がいいです。部屋も押入れ分だけ広くなるし。 SwiftはAppleが出しているプログラミング言語です。Swiftを使うこと

zsh

enhancd で cd コマンドを超便利に! インストールと使い方。

曲を作っても、再生数が伸びない。@It_is_Rです。 やかましいわ。 ターミナルをカッコよくするシリーズ4回目です。 今回は enhancd というプラグインを使って cd コマンドを便利

JavaScriptマンガ講座。条件分岐(if文)の真偽値による使い方。(実践編)

生まれも育ちもド田舎、@It_is_Rです。 JavaScriptマンガ講座、第3回目です。 笑いあり、涙あり(?)のマンガで、JavaScriptを覚えようというものです。 今回は条件

【Bootstrap 4】パンくずリスト(Breadcrumb)を作ってみよう!

Bootstrap4の使い方、第4回目となりました。 サイトを作っていると必然的に必要になるのがパンくずリストです。 パンくずリストは、サイト訪問者が今どのページにいるのかということを分かりや

wordpress

WordPress – デフォルトで用意されたショートコード一覧と使い方。

昔は WordPress の画面が真っ白になって、頭も真っ白になったこともありました。@It_is_Rです。 WordPress では、プラグインを使ったりしない限り、投稿記事のなかで php

Scratchで じゃんけんゲームを作ろう!

小学生から始めるScratch入門。じゃんけんゲームを作ろう!

小学生から始めるScratch入門です。 前回、スクラッチでシューティングゲームを作りました。 今回はじゃんけんゲームを作ってみましょう。 プロローグ [serif icon=

【Bootstrap 4】ボタングループ使い方。ボタンの一まとめにする方法

Bootstrap4の使い方、第6回目です。 前回、Bootstrap4でのボタンの作り方を紹介しましたが、今回はそのボタンをグループにしてひとまとめにする方法です。 Bootstrapにはボ

【Android Studio】TextView を使ってテキストを変更、追加する方法。

TextViewの文字列を変更するより、これまでの人生を変更したい@It_is_Rです。 Android Studioを使ったアプリ開発講座6回目です。 今回はアプリに表示されたテキストを変更

zsh

zsh のインストール方法と、うまく起動しない時の対処法。

かっこいいものが大好きな@It_is_Rです。 そこで今回は、ターミナルをかっこよくする為の方法を、何回かの記事に分けて書いてみたいと思います。 今回、第一回目は zsh ( Z Shell

java

Eclipseによる、Javaでじゃんけんゲームプログラムの作り方

※追記(2018/8/29) より分かりやすい記事になるよう修正しました。 今回はJavaを使って、じゃんけんゲームを作る方法を紹介します。 eclipseがインストールされ

コメントをどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。