Blenderで3D美少女キャラの作り方。(顔の輪郭を描く。)

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今日はなんだか歯が痛い。@It_is_Rです。

今回から何回かに渡って、Blenderによる3D美少女キャラの描き方講座を行いたいと思います。いわゆる萌えキャラですね。
3DCGでは、物を描くよりもやはり人を描くのが難しいです。しかし、Blender入門講座とか、そういうサイトばかりで、美少女キャラを描く入門講座が少ない気がするのです。誰が猿を描きたいですか!

それが今回、Rが美少女キャラモデリング講座を行おうと思った理由です。やはり好きなものを描いてこそ、上達できる!

今回使うBlenderというソフトは無料でダウンロードが可能なので、今すぐにでも作り始めることができます。

Blender

今回使用するのは、Blender 2.76です。
日本語化などは、各自で別のサイトを見るなどして行ってください。
また、これはとりあえず入門講座ですが、Blenderの基本中の基本だけは知っている人向けです。

 icon-eye Blenderとは?
Blenderはオープンソースの3DCGソフトウェアです。
無料で使えるにも関わらず高機能で、市販されているものとほぼ変わらない機能が使えます。

顔の輪郭を作る。

まず、顔の輪郭を作っていきましょう。
blender7

…と、その前に、最初に表示されている正方形は必要無い。
これを消したいのですが、そのまま消してはいけません。

まず、tabキーを押します。すると、Editモードに切り替わります。

 icon-eye Editモードとは?
頂点や辺、面を編集することで、オブジェクトの形を編集したりすることができます。
Editモードに対して、元々のモードをobjectモードといいます。
blender8

さて、Editモードに切り替えることができました。
では、この頂点を全て消すことにします。すると、Editモードのまま正方形を消すことができます。

Xキーを押して、頂点をクリックします。
blender9

顔の輪郭を大まかに描いていく。

まずは、顔の輪郭を大まかに描いていきたいと思います。

まず、テンキー5を押して、透視投影から平行投影に表示を切り替えます。そして、テンキー1を押してフロントビュー表示にします。
controlキーを押しながら、頂点を置きたい部分をクリックします。2箇所クリックすると辺が作られます。下の画像のように辺を作りましょう。
blender

後で頂点の位置は整えるので、適当で大丈夫です。
同様な手順で、輪郭の半分までを作っていきます。形は後から整えられるし、頂点の数が足りなかったら後から追加もできるので、適当でいいです。
半分しか作らないのは、後ほど反転コピーするためです。
blender11

目と口を作る。

輪郭が大まかにできたところで、次は目と口を作っていきます。
Aキーを押すと、頂点の選択を解除することができます。(もう一度Aキーを押すと、全体を選択することができます。)
blender12

頂点の選択を解除した状態で、目や口を作りたい位置にcontrolキーを押しながらクリックすることで、辺で繋げることなく新たな頂点を作ることができます。
では、輪郭を描いた時と同様に目と口を作ってみましょう。

カキカキ…。
あれ?

さて、目を作っていたのですが、元々の頂点と今作った頂点を繋げるにはどうすれば良いのでしょうか。
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まず、Shiftキーを押しながら、繋げたい元々あった頂点を右クリックして、二つの頂点を選択します。
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その後、Fキーを押してみましょう。
すると、二つの頂点を辺で繋ぐことができます。
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次に口を作ります。
口も半分作ればOKです。
blender16

お化けが出たとか言わないの!

反転コピーで顔らしくする。

では、反転コピーで顔らしくしていきます。
その前に、中央の頂点だけ綺麗に揃えてあげましょう。
一度に左右中央に揃えたいのですが、少々厄介なので、一つずつ揃えてあげてください。

まず、一番上の頂点を揃えます。
Nキーを押して、トランスフォームの中の、頂点、Xを0に書き換えます。
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同様にその下(口の上)の頂点も揃えます。
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さらにその下の口の下、顎の頂点、先ほどのも合わせて全部で4箇所をX0にして揃えます。
顎まで綺麗に一直線に揃ったら、反転コピーしましょう。

tabキーでobjectモードに切り替え、画像のようにクリックしていき、ミラーをクリックます。
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すると、反転コピーができます。
blender21
とても可愛い美少女キャラですね!

形を整えながら、立体にしていく。

実はこの画像、まだ平面なんです。
今からこの画像を立体にしていきます。

表示を横からに切り替えて、立体にする。

ではテンキー3を押してみてください。これで横から見た表示に切り替わります。
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2次元ですね。
2次元が好きな人は別ですが、正直可愛く無い。

この横から見た表示でも、この様な棒ではなく、絵になっていれば、それは立体になっているということです。
では、これを立体的にしていきたいと思います。tabキーでEditモードに切り替え、表示をぐるぐると回転させながら、形を立体にしていきます。
頂点を右クリックで選択し、赤や青、緑の矢印をドラッグすることで、頂点の位置を変更し、形を整えます。

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やはり鼻が無いのが気になりますので、鼻を作っていこうと思います。

鼻をつくる。

では、鼻を作っていきたいと思います。
まず、頭の天辺の頂点を右クリックで選択し、Eキーを押します。すると頂点がコピーされます。
そのままZキーを押すと、コピーした頂点をまっすぐ下に移動させることができます。
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同様に、おでこの位置、目の位置、鼻の位置などを考えながら、頂点を作っていきます。
口の部分は、Fキーを押して辺でつないでしまいましょう。
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さて、先ほどとまた同様なのですが、いま追加した頂点を移動させて形を整えていきます。

もしも頂点の数が足りないと思った場合は、二つの頂点を選択し、ウィンドウ左側にあるパネルから「細分化」をクリックすると、頂点と頂点の間に、頂点を作ることができます。
画像の様に、左側にパネルが表示されていない場合、Tキーを押すと表示されます。
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綺麗に整えて、tabキーでobjectモードにして確認してみると、こんな感じです。
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面を作って形にしていく。

面を作ることによって、やっと3DCGらしくなってきます。
目元から徐々に面を作っていきたいと思います。

目の周りから面を作っていく。

Cキーを押して、範囲を選択できるようにします。そして、目全体を選択してみましょう。
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選択したら、Eキーを押して辺をコピー、そのままSキーを押すことで、拡大縮小ができるので、画像の様に少しだけ拡大すると、目元に面を作ることができます。
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次に、目元から中心へ面を作っていきたいと思います。
まず、面を貼りたい頂点を3〜4箇所選択します。
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そして、Fキーを押すと、面が作られます。
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辺と同じ様に面も細分化することができます。
先ほどと同様に、左のパネルの細分化をクリックします。
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また、Kキーを押すことで、ナイフツールに切り替わり、面を切ることができます。
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これらの機能を使い、目元から順に面を作っていきます。

※こちらが途中段階
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途中で頂点が凸凹としてきた場合は、頂点を選択して頂点スムーズをクリックするといいでしょう。
ただ、左右中心の線を頂点スムーズしてしまうと、せっかく揃えた中心がずれてしまうので注意です。
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面を反転させる。

さて、だいたい形にはなったのですが、目の当たりの色が変わってしまっています。
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これは、面が裏を向いてしまっているからです。
面の向きを変えましょう。

ウィンドウ下部にあるアイコンで、面を選択できるモード変更したあと、反転したい面を選択し、Wキーを押して出てくるメニューから、「面を反転」をクリックします。
その時、Nキーで表示されるパネルから、「シェーディング」、「裏面の非表示」にチェックを入れておくと、反転してしまっている面が分かりやすいです。
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最後に輪郭をもっと綺麗にする。

そして、もう少し手を加えました。
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輪郭の角を取る。

tabキーを押して、objectモードにします。
次に、左側のメニューから、「シェーディング」の「スムーズ」をクリックしてみてください。
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するとどうでしょう。
角が取れて、綺麗になります。
しかし、ほとんどの人が、シワだらけの顔ができてしまうと思います。

そんなあなたは、もう一度tabキーでEditモードに切り替え、根性でシワを取ります。
先ほど紹介した、「頂点スムーズ」は必須です。
もしも頂点全体を「頂点スムーズ」した場合は、中心がズレてしまうので、先ほどの方法で一つずつXを0に指定するか、altと右クリックで、中心の縦全体を選択して、「Sキー」→「Xキー」→「テンキー0」→「enter」と、順番に押した後に、位置のXを0に指定することで、一気に指定することが可能です。

直すぞ、カキカキカキ。こんな感じでしょうかね。
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さて、これがどんな風に美少女キャラに変わっていくのでしょうか。
Rも描いてみなければ分かりません。

終わりに。

今回は顔の輪郭を描きましたが、まだ目も耳もありません。
次回は顔のパーツを作っていこうと思います。

この企画の一覧はこちら

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