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Blenderでの3D女の子キャラモデリングの全てを完全解説するよ!

このページでは、まつ毛を作成し、ついでに顔の形ももう少し整えていきたいと思います。

りこ

次はまつ毛を作っていくわ!

R

まつ毛って、どうやって作るんだろう……

目次
  1. まつ毛のテクスチャについて
  2. 上まつ毛のオブジェクトを作成
  3. まつ毛のマテリアルを新規作成
  4. 透明部分のあるテクスチャの貼り付け
  5. 下まつ毛のオブジェクトを作成

まつ毛のテクスチャについて

まず、まつ毛のテクスチャですが、PhotoShopでこのようなものを作りました。
作り方は省略させていただくのですが、もしこのテクスチャを使いたい場合は、クリックして拡大してから右クリックでダウンロードして、ご自由にお使いください。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

上まつ毛のオブジェクトを作成

さて、まつ毛を作るには、まつ毛のオブジェクトが必要です。
そんなわけで、まずはそのオブジェクトを作っていきましょう。まずは上まつ毛です。

まず、これから目の部分の面を分離しますので、目玉のオブジェクトなどはhで非表示にします。

体のオブジェクトを選び、tabで編集モードにしたら、面選択にして、まつ毛を作る部分の面を選択します。

Blenderでのまつ毛のモデリング

shift + dで面を複製し、pを押して「選択」をクリックすることで分離します。

Blenderでのまつ毛のモデリング

tabでオブジェクトモードにし、まつ毛のオブジェクトを選択して、再びtabで編集モードに切り替えます。

Blenderでのまつ毛のモデリング

3で視点を右からにしたりしながら、eでの押し出しなどを使って、まつ毛の形を整えます。

Blenderでのまつ毛のモデリング

プロポーショナル編集モードをONにして頂点を移動させると、きれいに整ったまま形を変えられます。

Blenderでのまつ毛のモデリング

まつ毛のオブジェクトはこのようになりました。

Blenderでのまつ毛のモデリング

まつ毛のマテリアルを新規作成

つづいて、まつ毛のマテリアルを作っていきます。

まず、まつ毛は、体のオブジェクトの面を複製したものなので、肌のマテリアルが適用されています。
「-」をクリックして削除しましょう。

Blenderでのまつ毛のマテリアル

「新規」をクリックして、マテリアルを新規作成します。

Blenderでのまつ毛のマテリアル

マテリアルの名前は「eyelash」にしました。

Blenderでのまつ毛のマテリアル

ベースカラーの隣の丸をクリックして、「画像テクスチャ」を選択します。

Blenderでのまつ毛のマテリアル

「開く」をクリックし、さきほどのまつ毛のテクスチャ画像を読み込みましょう。

Blenderでのまつ毛のマテリアル

透明部分のあるテクスチャの貼り付け

さて、これでまつ毛のテクスチャが貼られたのですが、どういうわけが真っ黒です。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

というのも、まつ毛のテクスチャは、ほとんどが透明なんです。
しかし透明部分を透過する設定をしていないので、まつ毛全体が黒いんですね。

実は、髪の毛の先が黒いのも、この理由です。
しかしこの設定、ちょっと難しいので、髪の毛のテクスチャを貼ったときには解説しませんでした。

ではここで、まつ毛のテクスチャの透明部分を透過させるように設定してみましょう。

まずワークスペースを「Layout」に切り替えます。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

下の画像の場所をクリックし、「ジェーダーエディター」に切り替えます。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

eyelash.pngのアルファから、プリンシプルBSDFのアルファへと繋げます。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

下の画像の場所をクリックし、「3Dビューポート」に切り替えます。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

さらにワークスペースは「UV Editing」に切り替えます。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

ブレンをモードを「アルファグリップ」に変更します。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

するとまつ毛が透明になりました。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

aでまつ毛の頂点をすべて選択し、「UV」→「展開」をクリックします。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

このように展開されました。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

下の画像のように、さきほど読み込んだ、まつ毛のテクスチャに切り替えます。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

このように、まつ毛のテクスチャが読み込まれました。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

sx or y 0 を使って、UVを整列します。これぐらいだったら手作業でもいいですね。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

これで、ぶじまつ毛のテクスチャを貼ることができました。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

下まつ毛のオブジェクトを作成

つづいて、下まぶたのオブジェクトを作成します。
方法は上まぶたのまつ毛を作ったときと、全く同じです。

まず、下まつ毛を作りたい部分の面を選択します。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

shift + dで面を複製し、pを押して「選択」をクリックすることで分離します。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

tabでオブジェクトモードにし、まつ毛のオブジェクトを選択して、再びtabで編集モードに切り替えます。
さらにeでの押し出しを使ったり、頂点の位置を整えたりして、下のまつ毛の形を作ります。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

aですべての頂点を選択し、「UV」→「展開」をクリックします。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

展開されたUVを整列します。
下のまつ毛は細かいので、テクスチャの一部のみを貼るようにしました。また、それに合わせてまつ毛の頂点の位置も整えました。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

これで目の上下にまつ毛を作ることができました。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

これで、顔のパーツがすべて揃いました。
少し顔の修正をしたのと、髪のテクスチャのハイライトが明るすぎたのが気になっていたので修正し、このようになりました。

Blenderでのまつ毛のテクスチャ

また、髪の透明部分も透過するようにしてみましょう。
方法はまつ毛のときと同じです。

どれでもいいので髪のオブジェクトを選択し、下の画像の場所をクリックして「ジェーダーエディター」に切り替えます。

Blenderでの髪の透過

hair.pngのアルファから、プリンシプルBSDFのアルファへと繋げます。

Blenderでの髪の透過

下の画像のようにクリックして、3Dビューポートに戻します。

Blenderでの髪の透過

そして、ブレンドモードを「アルファハッシュ」に変更しました。

Blenderでの髪の透過

これで、髪の透明部分を透過させることができました。

Blenderでの髪の透過
R

透過部分が反映されて、髪の毛らしくなりましたね!

りこ

うん。あたしに似てきたじゃない

次のページでは、全体のマテリアルを作り込んでいきます。

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