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【TexToolsの使い方】BlenderでUVをかんたんに整列できるアドオン!

TexToolsは、Blender上で使用できる、UVをかんたんに操作できるアドオンです。
これを使うことで、手作業ではとても大変なUVの整列などを、自動的に行なってくれます。

TexToolsにはさまざまな機能がありますが、今回はUVの整列に重点を置いて、使い方を紹介します。

目次
  1. TexToolsのダウンロードとインストール
  2. TexToolsの画面の開き方
  3. テクスチャ画像の拡大縮小
  4. テクスチャの歪みを確認する(Checker Map)
  5. 比を変えずに、UV領域にUV面を合わせて配置する(Crop)
  6. UV領域にUV面を完全に合わせて配置する(フィル Fill)
  7. UVを一列に整列
  8. UVの回転、反転
  9. 選択したUVの面を長方形に整える(Rectify)
  10. まとめ

TexToolsのダウンロードとインストール

ではまず、TexToolsのダウンロードインストールをしていきましょう。
GitHubからダウンロードすることができます。

GitHub TexTools : https://github.com/SavMartin/TexTools-Blender/releases

上のサイトから、最新版のTexTools(zipファイル)をダウンロードします。
このとき、まだ解凍はしなくても大丈夫です。

ダウンロードが済んだら、Blenderインストールをしていきましょう。
「編集(Edit)」から、「プリファレンス(Preferences)」を選択します。

「アドオン(Add-ons)」を選択し、「インストール(install)」をクリックします。

さきほどダウンロードしたTexToolsのzipファイルを選択し、「アドオンをインストール」をクリックします。

これでTexToolsをインストールすることができました。

あとは、チェックを入れて有効化しておきましょう。

TexToolsの画面の開き方

TexToolsの画面は、UVエディターから開くことができます。
ワークスペースを「UV Editing」に切り替え、Nで表示されるメニューから「TexTools」に切り替えましょう。

テクスチャ画像の拡大縮小

TexToolsを使えば、テクスチャ画像の拡大縮小がかんたんにできます。
下の画像のように、「拡大縮小(Resize)」をクリックします。

すると、次のような画面が表示されるので、サイズを指定し、「OK」をクリックすることで、テクスチャ画像のサイズを拡大縮小することができます。

たとえば、下の画像のように、Xの値を大きくし、「OK」をクリックします。

分かりやすいようチェック柄に変更しましたが、下の画像のように、テクスチャ画像が横に拡大されます。

テクスチャの歪みを確認する(Checker Map)

つづいて、Checker Mapを使ってみましょう。
Checker Mapを使うと、テクスチャの歪みをかんたんにチェックすることができます。

下の画像のように、「Checker Map」をクリックします。

この「Checker Map」をクリックするたびに、テクスチャ画像が順番に切り替わります。

比を変えずに、UV領域にUV面を合わせて配置する(Crop)

つづいて、UV領域にUV面を合わせて配置する方法です。
UVの位置を調節していると、UV領域に合わせたいときがあると思います。たとえば、下の画像のようにUVの位置がずれてしまっていたとします。

そんなときにも、TexToolsの便利な機能を使うことができます。

では、UVをaですべて選択し、下の画像のように「Crop」をクリックします。

すると、下の画像のように、UV領域にぴったり収まる大きさになります。

もしUV領域のぎりぎりの位置になるのが気になる場合は、下の画像のようにPaddingの値を大きくして、「Crop」をクリックすることで、隙間をあけることができます。

UV領域にUV面を完全に合わせて配置する(フィル Fill)

さきほど紹介したCropでは、縦横の比を保ったままUV領域に合わせましたが、「フィル(Fill)」では、縦横の幅も合わせて配置されます。

たとえば、このUVが下の画像のようになっているとします。

UVをaですべて選択し、下の画像のように「フィル(Fill)」をクリックします。

すると、下の画像のように、UV領域にぴったり収まるようにUVが配置されます。

UVを一列に整列

つづいて、ばらばらになったUVを整列する方法です。
たとえば、下の画像のように、UVの位置がばらばらになっていたとします。

TexToolsを使うと、このようなばらばらになったUVを一瞬で整列できます。
下の画像の、枠で囲った部分が、その機能です。

このように、きれいに整列できます。

また、「選択」の部分を切り替えると、UVを整列するときの基準を変更することができます。

UVの回転、反転

つづいて、UVの回転と反転の方法です。
回転や反転は、下の画像の部分から行なえます。

たとえばaでUVをすべて選択し、「90°CW」をクリックすると、時計回りに90度回転します。

選択したUVの面を長方形に整える(Rectify)

つづいて、UVを長方形に整える方法です。
長方形に整えるには、「Rectify」を使います。

aでUVをすべて選択し、「Rectify」をクリックすると、下の画像のようになります。

まとめ

TexToolsは、UVの操作が一瞬でできる、優れたツールです。
手作業では大変なUVの整列などの作業が、とてもかんたんになります。

今回は、TexToolsでの整列の方法を紹介しました。

ぜひ、使ってみてください。

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