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print関数の使い方

Pythonパイソンプログラミングにおいての、print関数かんすう使つかかたまなびましょう。

目次
  1. print関数とは
  2. 文字列や数値の出力
  3. 変数の値を出力
  4. 文字列と変数を組み合わせて出力
  5. 複数のデータを出力
  6. 複数のデータを出力したときの、区切り文字を変更
  7. 最後の改行をなくす、または別の文字に変更
  8. ファイルに出力する
  9. flushを使って、1文字ずつ表示

print関数とは

print()は、データを出力しゅつりょくするための関数かんすうです。
引数ひきすう指定していしたデータを、Windowsウィンドウズコマンドプロンプトや、Macまっくのターミナル、といったくろ画面がめん表示ひょうじします。
(黒い画面、というのはイメージです。黒くないかもしれません)

また、黒い画面ではなく、ファイルに出力することもできます。

print関数は、想像そうぞう以上いじょうにいろんな使い方があります。
これから、ひとつずつていきましょう。

文字列や数値の出力

まず、文字列もじれつ数値すうち出力しゅつりょくしてみます。

文字列場合ばあいは、'(シングルクォーテーション)か、"(ダブルクォーテーション)でかこいます。
数値の場合は、そのまま入力にゅうりょくします。

print('こんにちは')
print("こんにちは")
print(13)

実行結果じっこうけっか

こんにちは
こんにちは
13

変数の値を出力

print関数かんすうは、変数へんすうあたい出力しゅつりょくするのにも使つかうことができます。
変数の値を出力するには、変数へんすうめいをそのまま入力にゅうりょくします。

number = 13
print(number)

実行結果じっこうけっか

13

文字列と変数を組み合わせて出力

たとえば、「かれは◯◯さいです」というふうに、文字列もじれつ変数へんすうわせた文章ぶんしょうつくりたいときがあります。
方法ほうほうはいくつかありますが、f文字列を使った方法が、一番いちばんわかりやすいとおもいます。

f文字列は、文字列最初さいしょfをつけます。
すると、変数を使いたいところに、{変数名}入力にゅうりょくすることで、その変数が使えるようになります。

age = 12
print(f'彼は{age}歳です')

実行結果じっこうけっか

彼は12歳です

複数のデータを出力

print関数かんすうで、複数ふくすう文字列もじれつ数値すうち出力しゅつりょくすることもできます。

print('Hello', 3, 'こんにちは')

実行結果じっこうけっか

Hello 3 こんにちは

複数のデータを出力したときの、区切り文字を変更

print関数かんすう複数ふくすうのデータを出力しゅつりょくしたときの、区切くぎ文字もじ変更へんこうすることもできます。
区切り文字を変更するには、区切り文字にしたい文字を、sep代入だいにゅうします。

print('おはよう', 'こんにちは', 'こんばんは', sep='、')

実行結果じっこうけっか

おはよう、こんにちは、こんばんは

最後の改行をなくす、または別の文字に変更

print関数かんすうでは、出力しゅつりょくしたデータの最後さいご改行かいぎょうはいります。
end使つかうことで、その改行をなくしたり、べつ文字もじ変更へんこうすることができます。

まず、改行をなくすには、つぎのようにします。

print('おはよう', end='')
print('こんにちは', end='')
print('こんばんは')

実行結果

おはようこんにちはこんばんは

また、改行を別の文字に変更するには、次のようにします。

print('おはよう', end='、')
print('こんにちは', end='、')
print('こんばんは')

実行結果

おはよう、こんにちは、こんばんは

ファイルに出力する

print関数かんすうでは、くろ画面がめんだけではなく、ファイル出力しゅつりょくすることもできます。
ファイルに出力したい場合ばあいは、fileファイルオブジェクトを指定していします。

with open("text.txt", mode='x') as f:
    print('このテキストを保存します', file=f)

実行じっこうすると、つぎのテキストが入力された、text.txtファイルつくられます。

このテキストを保存します

うえれいでは、text.txtファイルがもうすでにあるとき、エラーになります)

flushを使って、1文字ずつ表示

たとえば、「こんにちは」という文字列もじれつを、forループを使つかって1文字もじずつ表示ひょうじさせたいとします。
しかし、つぎ方法ほうほうでは、しばらくったあとに、まとめて「こんにちは」と表示されます。

import time

for i in range(5):
    text = 'こんにちは'
    print(text[i], end="")
    time.sleep(0.5)

そんなときは、flushTrueにすることで、1文字ずつ「こんにちは」と表示されるようになります。

import time

for i in range(5):
    text = 'こんにちは'
    print(text[i], end="", flush=True)
    time.sleep(0.5)
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