演算（四則演算）について

Python《パイソン》においての、四則演算《しそくえんざん》について学《まな》んでいきましょう。

四則演算とは

まず、四則演算《しそくえんざん》と聞《き》くと、なんだかよく分からないなぁ、と思ってしまうかもしれません。

しかし、ぜんぜんむずかしいものではなく、足《た》し算《ざん》、引《ひ》き算、掛《か》け算、割《わ》り算、の４つの計算《けいさん》のことを、四則演算といいます。

四則演算をしてみよう！

では、実際《じっさい》に四則演算《しそくえんざん》を行《おこ》なってみましょう。

足し算（加算）

まずは、足《た》し算《ざん》を行《おこ》なってみます。
足し算をするには、+を使《つか》います。

answer = 6 + 3
print(answer)

実行結果《じっこうけっか》

9

引き算（減算）

つづいて、引《ひ》き算を行なってみます。
引き算をするには、-を使います。

answer = 10 - 2
print(answer)

実行結果

8

掛け算（乗算）

こんどは、掛《か》け算をしてみましょう。
掛け算では、*を使います。×ではないので注意《ちゅうい》です。

answer = 3 * 2
print(answer)

実行結果

6

割り算（除算）

最後《さいご》に、割《わ》り算をしてみます。
割り算では、/を使います。÷ではないので注意です。

answer = 14 / 2
print(answer)

実行結果

7.0

この割り算の方法《ほうほう》では、整数同士《せいすうどうし》の計算でも、答《こた》えが小数《しょうすう》になります。

もっと細かい四則演算

つづいて、四則演算《しそくえんざん》について、もっと細《こま》かいところを見《み》ていきましょう。

割り算の、小数点以下を切り捨て

さきほど紹介《しょうかい》した割《わ》り算《ざん》では、整数《せいすう》と整数の割り算でも、小数《しょうすう》の答《こた》えが出《で》ていました。
答えを整数にしたいときは、小数点以下を切《き》り捨《す》てる、//を使《つか》いましょう。

answer = 14 // 2
print(answer)

実行結果《じっこうけっか》

7

また、小数と小数の割り算では、小数点以下は切り捨てられますが、答えは小数になります。

answer = 13.0 // 8.0
print(answer)

実行結果

1.0

割り算の余り

割り算をしたときの余《あま》りを表《あらわ》すには、%を使います。

answer = 13 % 8
print(answer)

実行結果

5

小数を含めた計算

+、-、*、といったものは、整数と整数の計算《けいさん》では、答えも整数になります。
しかし、そこに小数が含《ふく》まれるときは、たとえ答えが小数を使わずに表《あわら》せるものであっても、答えは小数になります。

answer = 1.0 + 2
answer2 = 2.0 - 1
answer3 = 3.0 * 4
print(answer)
print(answer2)
print(answer3)

実行結果

3.0
1.0
12.0

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