変数にデータを覚えておいてもらうためには、その変数に名前をつけてあげなくてはいけません。
今回は、変数名のつけ方について、紹介していきたいと思います。
Pythonプログラミングでの、変数名のつけ方の決まり
変数名は、どんなふうにでもつけられる、というわけではなく、ある程度の決まりがあります。
- 使える文字は、アルファベット、数字、アンダースコア(
_
)、だけです - 文字はすべて半角にします
- 変数名の最初に数字は使えません
- Pythonで、もう意味が決まっている言葉は使えません(
if
、print
、など)
基本的には上のようにしますが、実のところ、ひらがな、漢字なども使えます。
もじれつ = 'あいうえお'
print(もじれつ)
実行結果
あいうえお
ただ、ひらがなや漢字などを変数名に使ってしまうと、分かりにくくなってしまい、バグの原因になりますので、使わない方がいいです。
また、上に書いたものを守れば、どんなふうにも変数名をつけることができますが、やはり変数名は全体でしっかりと統一しておかないと、とても見にくいソースコードになってしまいます。
PEP8(https://pep8-ja.readthedocs.io/ja/latest/)では、変数名を小文字のみ、必要があればアンダースコア( _ )で単語を区切る、というふうに決めています。
best_score = 2000
PEP8は、Pythonプログラミングをするとき、こういうふうにするといいよ、というルールがまとめられています。
これを参考にプログラミングをしていくと、全体が統一されたソースコードを書くことができます。