Pythonプログラミングにおいての、if文の使い方を学んでいきましょう。
if文の使い方
Pythonプログラミングにおける条件分岐では、if
文というものを使って、コンピュータさんにお願いをしていきます。if
文というのは、「はい(True
)」か「いいえ(False
)」かによって、コンピュータさんに違うお願いをすることができるものです。
では、こちらのソースコードをご覧ください。
is_true = True
if is_true:
print('Trueです')
これは、is_true
がTrue
ならば、True
と表示するプログラムです。
(False
のときはなにも表示しません)
条件分岐は、3〜4行目で行なっています。
「if is_true:
」というのが、条件を分岐させるもので、「もし、is_true
がTrue
ならば……」という意味になります。
ここでの注意点として、後ろのコロン(:
)を忘れないようにしましょう。
さて、この条件がTrue
のときのお願いは、次の行の最初に「空白」を入れて、書いていきます。
空白は、基本的に「スペース4つ」にします。
1行目で、is_true
にTrue
を代入しているので、実行すると「Trueです
」と表示されます。
実行結果
Trueです
if文を使ってみよう!
では、if
文を使って、「ゲームのスコアが80点以上ならば、おめでとう、と表示する」というプログラムを作ってみましょう。
score = 90
if score >= 80:
print('おめでとう')
実行結果
おめでとう
上のソースコードの3〜4行目をご覧ください。
「score >= 80
」というのは、「score
が80
以上」という意味です。
「>=
」は、比較演算子のひとつで、今回の場合は、score
が80以上ならば、「はい(True
)」と答えてくれます。
(くわしくは「比較演算子」をご覧ください)
そして、1行目でscore
に90
を代入しているので、「score >= 80
」は「True
」になります。
ですので、4行目の「print('おめでとう')
」というお願いを、コンピュータさんが見た、ということになります。