今回は、Pythonプログラミングにおける、リストの使い方を学びます。
リストの作成
まず、リストを作ってみましょう。
例えば、果物のリストであれば、次のように作成します。
fruits = ['りんご', 'いちご', 'メロン']
また、要素のない、空のリストを作成することもできます。
fruits = []
リストへの要素の追加
つづいて、リストに要素を追加する方法です。
リストの末尾に要素を追加(append)
リストの末尾に要素を追加するには、append
を使います。
下の例では、fruits
リストの末尾に、’みかん’という要素を追加しています。
fruits = ['りんご', 'いちご', 'メロン']
fruits.append('みかん')
print(fruits)
実行結果
['りんご', 'いちご', 'メロン', 'みかん']
リストの先頭、または◯番目に要素を追加(insert)
リストの先頭、または◯番目に要素を追加するには、insert
を使います。
最初の引数には、何番目に追加するかの数値を指定します。もし、先頭に追加したいのであれば、を指定しましょう。
fruits = ['りんご', 'いちご', 'メロン']
fruits.insert(0, 'みかん')
print(fruits)
実行結果
['みかん', 'りんご', 'いちご', 'メロン']
もし最初の引数に2
を指定した場合は、次のようになります。
fruits = ['りんご', 'いちご', 'メロン']
fruits.insert(2, 'みかん')
print(fruits)
実行結果
['りんご', 'いちご', 'みかん', 'メロン']
リストの要素の置き換え
つづいて、リストの要素の置き換えをしてみましょう。
要素の置き換えは、置き換えたい要素の番号を、添字(インデックス)として指定し、値を代入します。
下の例では、fruits
リストの、(から数えて)
1
番目、つまり'いちご'
を'みかん'
に置き換えています。
fruits = ['りんご', 'いちご', 'メロン']
fruits[1] = 'みかん'
print(fruits)
実行結果
['りんご', 'みかん', 'メロン']