Pythonプログラミングにおいての関数の使い方として、引数を使って関数に値を渡す方法を学びましょう。
引数とは
コーヒーメーカーは、「水」と「コーヒーの粉」を入れることで、コーヒーをつくることができます。
関数がコーヒーメーカーだとすれば、引数は「水」と「コーヒーの粉」になります。
もし、コーヒメーカーに「水」と「紅茶の葉」を入れれば、やったことはありませんが、紅茶ができるかもしれません。
このように、関数は引数によって、出てくるものが変えることができます。
引数を使ってみよう!
では、引数を使ってみましょう。
今回は、長方形の面積を計算する関数「display_rectangle_area
」を作りました。
def display_rectangle_area(width, length):
rectangle_area = width * length
print(rectangle_area)
display_rectangle_area(6, 14)
実行結果
84
上の例では、1〜3行目に、長方形の面積を計算する関数「display_rectangle_area
」を作っています。
1行目の()
の中には、width
とlength
という変数を入れています。これらはそれぞれ、長方形の横幅と縦幅を覚えておいてもらうものです。
このwidth
とlength
が、引数(仮引数)です。
また、5行目で関数「display_rectangle_area
」を呼び出しています。
後ろの()
には、それぞれ横幅と縦幅の数値を入れています。
この数値も、引数(実引数)です。
関数を呼び出したときの実引数「6
」と「14
」は、関数側の仮引数「width
」と「length
」が覚えてくれます。
なので、この実引数の数値を変えてあげれば、どんな形の長方形の面積も、計算することができます。