Pythonプログラミングにおける、関数の基本についてを学びましょう。
関数とは?
コーヒーを飲みたいとき、まずコーヒーを淹れなくてはいけません。
コーヒーを淹れるには、お湯を沸かさなくてはいけません。
コーヒーを飲むたび、この作業をするのはとても大変です。
そして、こういった作業をまとめてやってくれるのが、コーヒーメーカーです。
関数は、コーヒーメーカーのようなもので、プログラミングのなかで何度も行ないたいことを、あらかじめまとめておけるものです。
Pythonプログラミングでは、関数を自分で作ることもできますし、Pythonが用意してくれている関数を使うこともできます。
関数を使ってみよう!
では、関数を使ってみましょう。
今回はシンプルに「Good!」と表示するだけの関数を作ります。
def say_good():
print('Good!')
say_good()
say_good()
say_good()
実行結果
Good!
Good!
Good!
上の例では、1〜2行目で「Good!と表示する関数」を作っています。
関数を作るときは、1行目のように「def」を使い、その後ろに作りたい関数の名前を入力します。
今回の場合は、say_good
が関数名になります。
括弧とコロン(:
)を入力したあと、行を変えて空白を入力し、そこに何度も行ないたい作業のお願いを、まとめておきます。
空白は、基本的にスペース4つにします。
4〜6行目で、say_good
を3回呼び出しています。
このため、出力結果には「Good!」と3回表示されます。