Pythonプログラミングにおいての、比較演算子について学んでいきましょう。
比較演算子とは
比較演算子は、データを比べ、ある条件があっているかどうかを見て、「はい(True)」か「いいえ(False)」で答えてくれる、演算子のひとつです。
たとえば、「aはbです」というのが本当ならば「はい(True)」、間違っていれば「いいえ(False)」、というふうになります。

比較演算子の一覧
こちらが、比較演算子の一覧です。
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
== | 「a == b」のとき、aとbの値が同じ |
!= | 「a != b」のとき、aとbの値が異なる |
< | 「a < b」のとき、aの値が、bの値よりも「小さい」 |
<= | 「a <= b」のとき、aの値が、bの値「以下」 |
> | 「a > b」のとき、aの値が、bの値よりも「大きい」 |
>= | 「a >= b」のとき、aの値が、bの値「以上」 |
比較演算子を使ってみよう!
では、実際に比較演算子を使ってみましょう。
best_score = 2000
score = 2150
is_best_score = best_score < score
print(is_best_score)
best_scoreという変数は、「これまでの最高の得点」を意味しています。
scoreという変数は、「今回の得点」です。
さて、最高のスコアよりも高いスコアを取ることができたでしょうか。
その判断を行なっているのが、上のソースコードの4行目です。
is_best_score = best_score < score
この「best_score < score」というのは、「best_scoreのほうがscoreのよりも小さい」という意味です。
この条件によって、「はい(True)」か「いいえ(False)」のどちらかが、is_best_scoreに代入されます。
今回は、この条件の答えが「はい」なので、「True」が代入されます。
実行結果
True











