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変数・定数の基本

Pythonパイソンにおいての、変数へんすう定数ていすう基本きほんまなんでいきましょう。

目次
  1. 変数・定数とは
  2. 変数・定数の使い方
  3. 型について

変数・定数とは

まず、「変数へんすう」は、数値すうち文字列もじれつなどのデータをおぼえておいてくれるものです。
覚えておいてもらったデータは、いつでも変更へんこうができます。

おなじように、「定数ていすう」も、数値や文字列などのデータを覚えておいてくれるものです。
しかし「定数」は、一度覚えておいてもらったデータを、変更することはしません。

「データの変更をしないって不便ふべんだな」と思うかもしれませんが、意外いがいとそうではなく、「絶対ぜったいに変更しない」と分かりきっているものは、定数を使った方が、バグをふせぐことができます。

変数・定数の使い方

変数へんすう定数ていすう使つかかたです。

Pythonパイソンにおいては、変数も定数も、基本的きほんてきにはおなじものです。
ただ、定数の場合ばあいは、名前なまえ工夫くふうすることで、おぼえているデータがあとから変更へんこうされないものだ、というふうにかるようにします。

変数や定数に、データを覚えておいてもらうには、=を使います。
名前=データ」というふうにすれば、その名前だけで、そのデータを使うことができるようになります。

また、このようにデータを覚えておいてもらうことを、「代入だいにゅう」といいます。

変数

まず、変数にデータを覚えておいてもらうには、つぎのようにします。

number = 3
print(number)

実行結果

3

上のれいは、numberという名前の変数に、3という数値すうちを覚えておいてもらったものです。

定数

Pythonでないプログラミング言語げんごでは、定数を使った場合ばあいに、データを変更しようとするとエラーになるものもあるのですが、Pythonにはそのような機能きのうがありません。

そのため、Pythonで定数を使うには、名前に大文字おおもじとアンダーバー(_)のみを使い、変数とは区別くべつできるようにします。

WINDOW_WIDTH = 1520
print(WINDOW_WIDTH)

実行結果

1520

型について

つづいて、かたというものをまなびます。

変数へんすうには、よく「数値すうち」や「文字列もじれつ」といったデータをおぼえておいてもらいます。

文字列は「文字列型(str)」という型です。
数値は「整数型(int)」や「小数型(float)」などがあります。

といっても、Pythonパイソンではそれほど型を気にする必要ひつようはなく、データを覚えてもらったときや、変更へんこうされたときなどに、自動的じどうてき変数はその型になります。

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