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HDDやSSDのフォーマットが絶対にできる方法【Windows 10】

こんにちは、@It_is_Rです。

PCを使っているならば、フォーマットをせざるを得ない状況にでくわすことが、必ずあると思います。
例えば、使っているSSDの調子が悪いときなどは、一度データを別の場所に保存しておき、フォーマットしてみるのも一つの手です。

そこで今回は、Windows10を使ってHDDやSSDなどをフォーマットする方法を紹介していきたいと思います。

まず、PCに外付けのHDDやSSDを挿し込んだとき、いくら待ってもドライブが読み込めないときがあります。
そんな場合のフォーマットの方法も書いておりますので、順番にご覧ください。

目次
  1. Windowsで読み込めるSSDやHDDの場合
  2. Windowsで読み込めないSSDやHDDの場合
  3. コマンドによるフォーマット
  4. まとめ

Windowsで読み込めるSSDやHDDの場合

まず、外付けのSSDやHDDが、Windowsで読み込まれる場合のフォーマット方法です。

エクスプローラーから「PC」を開きます。
画像の場合、外付けSSDが読み込まれていることが分かります。
windows

このように、Windowsからドライブが正常に読み込まれている場合は、フォーマットも簡単です。

フォーマットしたいドライブを右クリックし、フォーマットを選択します。
windows

各項目で選択または入力し、「開始」をクリックします。
警告が表示されたら、自分のしたいフォーマットに設定して、「OK」をクリックすることで、フォーマットが始まります。
windows

  • ファイルシステム :
    • NTFS : Windowsで使われているフォーマット。通常はこちら
    • exFAT : Macでも使用したい場合はこちら
  • アロケーション ユニット サイズ : データを保存する最小単位のこと。クラスタサイズともいわれる。値を大きくすれば、データの読み書きの速度は速くなるが、その分、容量を無駄につかうことになる。よく分からない場合は「標準のアロケーション サイズ」にしておく
  • ボリュームラベル : ボリュームの名前。任意の名前を設定できる(「〜用」など)
  • クイック フォーマットする : 通常はチェックを入れる。チェックを入れない(通常フォーマット)場合、時間がかかる上に、SSDの寿命を短くする。

さて、フォーマットはとても簡単なはずなのですが、そうはいかない場合があります。
まず、パーティションスタイル(MBR GPT)を変更したいと思っても、その項目がありません。この方法では、パーティションスタイルを変更することができないのです。

また、外付けSSDを接続しても読み込まれないこともあります。するとこの方法を行うことはできません。

では、以下でそういった問題を解決していきましょう。

Windowsで読み込めないSSDやHDDの場合

WindowsでSSDやHDDが読み込めない場合があります。
読み込もうとしているSSDやHDDが壊れている、エラーが起きている、ということもことも考えられます。

しかし、フォーマットすることで使えるようになる場合もあります。
というのも、SSDやHDDが壊れていなくても、フォーマットされていなかったり、その形式がWindowsに対応していなかったりすると、エクズプローラーに表示されないのです。

Windowsに対応していない形式でフォーマットされたSSDを、Windowsに繋いでみました。
もちろん、いくら待ってもドライブが表示されません。
windows

デバイスマネージャーで確認

では、接続したSSDが読み込まれない場合、どうすればいいのでしょうか。
まず、本当に読み込まれていないのか、確認してみましょう。

確認するには、デバイスマネージャーを使います。
左下のWindowsロゴを右クリックし、デバイスマネージャーを開きます。
windows

「ディスク ドライブ」を開き、そこにフォーマットしたいSSDやHDDが表示されていれば、実際には読み込まれている、ということです。
windows

この時、「!」や「×」が表示されている場合は、なにかエラーが起きているので、そのドライブを右クリックし、「プロパティ」を選び、「デバイスの状態」に書かれているメッセージを確認してみるといいでしょう。

また、フォーマットしたいSSDやHDDが見つからない場合は、USBを抜き差ししてみたり、挿す場所を変えてみたり、パソコンを再起動してみたりします。

ディスクの管理からフォーマットする

「ディスク ドライブ」で正常に読み込まれている場合は、「ディスクの管理」からフォーマットしていきます。

では、Windowsロゴを右クリックし、「ディスクの管理」を選択してください。
windows

本来ならば、ここで「ディスクの初期化」というウィンドウが開かれると思います。
しかし「ディスクの初期化」が開かれない場合もあります。

では、それぞれの場合を見ていきましょう。

「ディスクの初期化」が開かれた場合

まず、「ディスクの初期化」が開かれた場合です。
このようなウィンドウが開かれると思います。
windows

ここで、MBR(マスターブートレコード)か、GPT(GUID パーティションマップ)か、のどちらかを選びます。

  • MBR(マスターブートレコード) :
    • 古いタイプの方式
    • 32bitのOS(WindowsXP、もしくはそれ以前)、64bitのOS両方に対応
    • レガシBIOSモードの場合はこちら(Windowsをインストールする場合)
    • 2TB以上のディスクを使っても、最大2TBまでの容量しか利用できない
    • 最大4つのパーティションを作ることができるい
  • GPT(GUID パーティションマップ) :
    • MBRよりも新しいタイプの方式
    • 64bitのOSに対応。32bitのOSには対応していない
    • UEFIモードの場合はこちら(Windowsをインストールする場合)
    • 2TB以上のディスクをサポートしている
    • MBRよりもセキュリティが高い
    • 最大128個のパーティションを作成できる

よく分からない場合は、とりあえずMBRを選んでおくと無難です。

スタイルを選択し、「OK」をクリックすると、「ディスクの管理」というウィンドウが開かれていると思います。
「未割り当て」の部分を右クリックして、「新しいシンプルボリューム」を選びます。
windows

「新しいシンプル ボリューム ウィザード」というウィンドウが表示されますので、「次へ」をクリックします。
windows

ボリュームサイズをしていします。パーティションを二つ以上作る場合は設定しますが、パーティションを切るつもりがないならばそのままで構いません。
「次へ」をクリックします。
windows

そのまま「次へ」をクリックします。
windows

ファイルシステム、アロケーション ユニット サイズを選択し、ボリュームラベルを指定します。
さらに、クイック フォーマットをするかどうか選択し、「次へ」をクリックします。
windows

  • ファイルシステム :
    • NTFS : Windowsで使われているフォーマット。通常はこちら
    • exFAT : Macでも使用したい場合はこちら
  • アロケーション ユニット サイズ : データを保存する最小単位のこと。クラスタサイズともいわれる。値を大きくすれば、データの読み書きの速度は速くなるが、その分、容量を無駄につかうことになる。よく分からない場合は「既定値」にしておく
  • ボリュームラベル : ボリュームの名前。任意の名前を設定できる(「〜用」など)
  • クイック フォーマットする : 通常はチェックを入れる。チェックを入れない(通常フォーマット)場合、フォーマットに時間がかかる上に、SSDの寿命を短くする。

設定が済んだら「次へ」をクリックします。

最後に設定を確認し、「完了」をクリックします。
windows

これで、エクスプローラーにボリュームという名前でSSDが読み込まれました。
windows

ディスクの初期化が表示されなかった場合

「ディスクの管理」を開いた時、「ディスクの初期化」ウィンドウが開かれない場合があります。
これはWindowsに対応していない形式のフォーマットされていたりするときになります。

この場合、いきなり「ディスクの管理」ウィンドウが開かれます。
windows

SSDやHDDを使えるようにするだけであれば、ディスク1のプライマリパーティションを右クリックして「ボリュームの削除」、さらに「未割り当て」を右クリックし、「新しいシンプル ボリューム」としても、一応使えるようにはなります。

しかしこの場合、「EFI システム パーティション」を削除することもフォーマットすることもできません。
windows

EFI システム パーティション(ESP)には、OSなどを読み込むためのファイルが入っています。そのため、これを削除するとOSが立ち上がらなくなる可能性があります。

つまり、削除するとまずいパーティションなので、ディスクの管理からは削除できなくなっているのです。

しかし今回のような、外付けのSSDでOSも入っていない場合であれば、ESPはただ無駄に容量を使っているだけです。やはり削除したいですよね。
さて、これを解決してくれるのが、コマンドです。
以下でコマンドによるフォーマットの方法を紹介しますので、そちらを参考にしてください。

コマンドによるフォーマット

さて、フォーマットにもいろいろなトラブルが付き物ですが、上記のようなトラブルを解決してくれる、ちょっと危険な方法があります。
それは、コマンドによるフォーマットです。

ディスクの管理、といったソフトウェアでは、安全面に配慮した規制があったりします。しかし、コマンドでの操作は自由度が高いです。

では、コマンドによるフォーマットの方法を見ていきましょう。

コマンドを入力するには「Windows PowerShell」を使います。
今回は管理者権限で開きましょう。

Windowsロゴを右クリックし、「Windows PowerShell(管理者)」を開きます。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されたら、「はい」をクリックしてください。
windows

するとこのような画面が開かれます。
windows

ここに、以下のコマンドを入力していきます。

C:¥Windows¥system32> diskpart
DISKPART> list disk

ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
###                                          ミック
------------  -------------  -------  -------  ---  ---
ディスク 0    オンライン           476 GB      0 B
ディスク 1    オンライン           223 GB      0 B        *

DISKPART> select disk 1

ディスク 1 が選択されました。

DISKPART> list disk

ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
###                                          ミック
------------  -------------  -------  -------  ---  ---
ディスク 0    オンライン           476 GB      0 B
* ディスク 1    オンライン           223 GB  1024 KB        *

DISKPART> clean

DiskPart はディスクを正常にクリーンな状態にしました。
※必ずlist diskで*のついたディスクを確認してから、cleanを実行してください。間違えると大切なデータを削除してしまうことになります。

さて、この時点で「ディスクの管理」を開くと、「ディスクの初期化」ウィンドウが表示されると思います。
また、SSDやHDDの中はすべて「未割り当て」の状態になっていると思います。

ここからは「ディスクの管理」を使ってフォーマットもできるのですが、今回はフォーマットまでコマンドでやってしまおうと思います。

まず、パーティションスタイルを決めます。

GPTにしたい場合は以下のコマンドを実行します。MBRにしたい場合は実行しなくて構いません。
よく分からなければ、このコマンドは実行しなくても大丈夫です。

DISKPART> convert gpt

DiskPart は選択されたディスクを GPT フォーマットに正常に変換しました。
  • MBR(マスターブートレコード) :
    • 古いタイプの方式
    • 32bitのOS(WindowsXP、もしくはそれ以前)、64bitのOS両方に対応
    • レガシBIOSモードの場合はこちら(Windowsをインストールする場合)
    • 2TB以上のディスクを使っても、最大2TBまでの容量しか利用できない
    • 最大4つのパーティションを作ることができるい
  • GPT(GUID パーティションマップ) :
    • MBRよりも新しいタイプの方式
    • 64bitのOSに対応。32bitのOSには対応していない
    • UEFIモードの場合はこちら(Windowsをインストールする場合)
    • 2TB以上のディスクをサポートしている
    • MBRよりもセキュリティが高い
    • 最大128個のパーティションを作成できる

次にプライマリパーティションを作成します。
作成するには、以下のコマンドを実行します。

DISKPART> create partition primary

DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。

さて、ディスクをフォーマットして、使えるようにします。
フォーマットするには、以下のコマンドを実行します。

DISKPART> format [オプション]

formatの後ろにはオプションをつけます。
例えば、このようなものがあります。

  • fs : ファイルシステムを指定する
    • ntfs
    • exfat
  • quick : クイックフォーマットする
  • label : ボリュームラベルをつける

以下のように入力すれば、ファイルシステムはNTFS、ボリュームラベルはSSDとして、クイックフォーマットを実行します。

DISKPART> format fs=ntfs label="SSD" quick

100% 完了しました

DiskPart は、ボリュームのフォーマットを完了しました。

さて、これでフォーマットが完了したのですが、エクスプローラーからPCを見ても、ドライブが表示されていません。
windows

これは、ドライブを識別するためのアルファベット(ドライブレター)が割り当てられていないからです。

では、割り当てていきましょう。
まずはボリュームの一覧を確認します。

DISKPART> list volume

Volume ###  Ltr Label        Fs    Type        Size     Status     Info
----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
Volume 0     D                       DVD-ROM         0 B  メディアなし
Volume 1         System       NTFS   Partition    100 MB  正常         システム
Volume 2     C   Windows      NTFS   Partition    476 GB  正常         ブート
* Volume 3         SSD          NTFS   Partition    223 GB  正常

ここでは、Volume 3が選択されています。
今回は割り当てたいボリュームがVolume 3なのでこれでいいのですが、もしそれ以外が選択されているならば、select volumeコマンドで変更します。
また、本当に変更されているかどうか、list volumeでしっかりと確認しましょう。

DISKPART> select volume 3

ボリューム 3 が選択されました。

DISKPART> list volume

Volume ###  Ltr Label        Fs    Type        Size     Status     Info
----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
Volume 0     D                       DVD-ROM         0 B  メディアなし
Volume 1         System       NTFS   Partition    100 MB  正常         システム
Volume 2     C   Windows      NTFS   Partition    476 GB  正常         ブート
* Volume 3         SSD          NTFS   Partition    223 GB  正常

割り当ては、以下のコマンドで行います。

DISKPART> assign letter E

DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に割り当てました。

すると割り当てられたドライブが開くと思います。
「PC」を確認してみると、Eドライブが確認できます。
windows

さらに以下のコマンドで確認してみると、無事「E」が割り当てられているのが分かります。

DISKPART> list volume

Volume ###  Ltr Label        Fs    Type        Size     Status     Info
----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
Volume 0     D                       DVD-ROM         0 B  メディアなし
Volume 1         System       NTFS   Partition    100 MB  正常         システム
Volume 2     C   Windows      NTFS   Partition    476 GB  正常         ブート
* Volume 3     E   SSD          NTFS   Partition    223 GB  正常

では最後に、以下のコマンドでDISKPARTを終了します。

DISKPART> exit

DiskPart を終了しています...
PS C:\Windows\system32>

これで完了です。

まとめ

フォーマットには様々な形式があり、様々な方法があります。
Windowsに標準で入っている「ディスクの管理」では、簡単にフォーマットやボリュームの削除、追加などが行えますが、安全面に配慮しているため、万能ではありません。

一方、コマンドによる方法は、自由度が高いものの、ちょっとしたミスで大切なデータを失い、大変なことになる可能性があります。

今回はWindows10を使ったフォーマットの方法を紹介しました。
できる限りのパターンを考え記事にしたつもりなので、参考になれば幸いです。

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