アップロードは、手元のスマホやパソコンからデータを送って、どこか遠くのパソコンに保存することです。
アップロードとは
アップロードは、手元のスマホやパソコンにあるもの(データ)を、インターネット(ネットワーク)上のどこか遠くのパソコンに送って、保存することです。
みなさんはふだん、調べ物をしたいとき、ホームページを見たりすると思います。
ホームページは、どこか遠くのパソコンに保存されたもの(データ)を、ChromeやEdgeなどのブラウザが、誰が見ても分かりやすいように表示してくれたものです。
「どこか遠くのパソコンに保存されたもの」という部分に注目してください。
ホームページは、「どこか遠くのパソコン」に保存されています。つまり誰かが、「どこか遠くのパソコン」に保存したということです。
おそらくその方は、自分のスマホやパソコンのなかにあった画像などを、どこか遠くのパソコンに送って、ホームページの中で表示させています。
この「自分のスマホやパソコンにあるもの(データ)を、どこか遠くのパソコンに保存する」ことを、アップロードといいます。
また、「どこか遠くのパソコンにあるもの(データ)を、手元のスマホやパソコンに保存する」ことを、ダウンロードといいます。
アップロードは、ダウンロードの、反対の意味の言葉になります。合わせて覚えてください。
もっとくわしいアップロードの説明
みなさんがよく見るホームページは、実はどこか遠くのパソコンに保存されたものです。
この、とこか遠くのパソコン、というのは、専門的な言葉で「サーバー」といいます。
ブラウザでそのページを開くと、サーバーにあるデータは手元のスマホやパソコンに送られ、それが表示されます。
つまりこのとき、意識はしていないかもしれませんが、ダウンロードが行なわれています。
データは妖精が運んできてくれる、という話を、聞いたことがある気もするし、ない気もします。
さて、サーバーにはいろんなデータが保存されています。
こういったデータは、どうしてサーバーにあるのでしょうか。
それは、誰かがサーバーにデータを送って、保存しているからです。
これが、アップロードです。
サーバーにはいろいろなものがありますが、こんかいは「Webサーバー」を例に話を進めていきます。
Webサーバーには、ホームページのデータ(HTMLファイルや画像ファイルなど)が保存されています。
Webサーバーは、保存する場所の一部分を貸してくれるところがあるので、そういうところと契約すれば、誰でもそこにデータをアップロードして、ホームページを公開することができます。
また、手元のスマホやパソコンのデータを、Webサーバーへアップロードするには、ブラウザを使う方法、専用のソフトを使う方法、コマンドを使う方法、などがあります。
そういったものを使って、このデータをサーバーに保存したいよ、ということをお願いすると、インターネット(ネットワーク)上に住んでいる妖精がやってきて、データをサーバーまで運んでいってくれる、という噂があるとかないとか。
まとめ
アップロードは、手元のスマホやパソコンにあるデータを、どこか遠くのパソコン(サーバー)に保存することです。
Webサーバーであれば、ホームページを公開したいときなどに、そのホームページのデータをサーバーに送って保存することが、アップロードです。
また、サーバーから、手元のパソコンにデータを送って保存するのが、ダウンロードです。