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UTMでM1 MacにUbuntuの仮想環境を構築してみよう!

Apple M1ではVirtualBoxなどの仮想化ソフトがうまく動かなかったりします。
Parallels Desktop for MacがM1に対応しているとのことですが、できれば無料のものを使いたいですよね。

M1 Macで使用できるUTMという仮想化ソフトがあります。
なんとこのソフト、無料で使うことができます。

今回はUTMを使って、M1 MacにUbuntuの仮想環境を構築する方法を紹介します。

UTMでWebサーバを立ち上げたい場合は、こちらの記事をご覧ください。

目次
  1. UTMとは
  2. Ubuntuのisoファイルをダウンロード
  3. UTMでUbuntuをインストールする方法
  4. Ubuntuのデスクトップ環境(GUI)を使いたい場合
  5. エラーについて
  6. まとめ

UTMとは

UTM公式サイト

UTMはiOS上に仮想環境を構築できるソフトなのですが、Big SurとApple M1に対応しており、M1 Macでも使うことができます。

Mac App Storeにも公開されていますが、こちらは有料になっております。しかし無料版との違いはほとんどなく、自動更新を取得できるかできないかの違いです。
UTMが本当に気に入ったら、購入を考えてもいいかもしれません。

ダウンロードは上記サイトから可能です。

Ubuntuのisoファイルをダウンロード

さて、Ubuntuをインストールしていきたいのですが、その前にUbuntuのisoファイルをダウンロードする必要があります。
今回ダウンロードするのは、Ubuntu ServerのLTSです。
以下のリンクからダウンロードページにアクセスしましょう。

Ubuntuダウンロードページ

Ubuntu Server LTSの「ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードするのは、「Ubuntu Desktop」の項目の下にある、「Ubuntu Server」です。

LTSというのは長期サポート版という意味です。多くの場合LTSを選んでおくのがいいでしょう。

UTMでUbuntuをインストールする方法

では、UTMを使ってUbuntuをインストールしてみましょう。

UTMを起動すると、次のようなウィンドウが表示されます。
そこで「Create a New Virtual Machine」をクリックします。

つづいて、Nameを「Ubuntu」に変更します。
さらに、IconのStyleを「Operating System」に変更し、アイコンをUbuntuのものに変えておきましょう。

「System」を選択し、Architectureを「ARM64(aarch64)」に変更します。
さらにMemoryを8192MBまで増やしましょう。

「Drives」を選択し、「New Drive」をクリックします。
さらに「VirtIO」を選択し、「Create」をクリックします。

もう一度「New Drive」をクリックします。
さらに「Removable」にチェックを入れ、「USB」を選択したあと、「Create」をクリックします。

「Save」をクリックします。

Ubuntuを選択し、「CD/DVD」から、「Browse」をクリックします。

さきほどダウンロードしたUbuntu Serverのisoファイルを選択し、下の画像の場所をクリックして、Ubuntuを起動してみましょう。

Install Ubuntu Serverを選択します。

Englishを選択したままEnterキーで決定します。

ご自身のキーボードにあったものを選択し、Doneで決定します。

ネットワークの設定画面です。今回はそのままDoneを選択します。

プロキシの設定画面です。そのままDoneを選択します。

さらにDoneを選択します。

ストレージの設定画面です。なにも変更せずにDoneを選択します。

もう一度Doneを選択します。

Continueを選択します。

Your name(あなたの名前)、Your server’s name(サーバー名)、Pick a username(ユーザ名)、Choose a password(パスワード)、Confirm your password(パスワードの確認)を入力し、Doneを選択します。

SSHの設定画面です。チェックはせずにDoneを選択します。

今回は、なにもチェックせずに、Doneを選択します。

インストールがはじまるので、そのまましばらく待ちましょう。

インストールが完了すると、「Reboot Now」が表示されるので、選択しましょう。
また、running ‘curtin hook’が終わりませんが、これはバグのようです。

すると黒い画面にカーソルが点滅している状態になるので、いったん×ボタンで閉じます。
このとき、UTMの再起動ボタンは使わないようにしましょう。

「CD/DVD」から「Clear」をクリックします。

もういちどUbuntuの仮想環境を再び開き直します。
すると次のような画面が表示されます。

これでぶじ、UTMを使ってM1 MacにUbuntuをインストールすることができました。
さきほど設定したユーザ名とパスワードを入力し、Ubuntuにログインしたあと、以下のコマンドを実行しておきましょう。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

質問されたら「Y」と入力します。

Ubuntuのデスクトップ環境(GUI)を使いたい場合

Ubuntuのデスクトップ環境(GUI)を使いたい場合は、以下のコマンドを実行します。

$ sudo apt install tasksel
$ sudo tasksel install ubuntu-desktop

質問されたら「Y」と入力します。

すると、デスクトップ環境のインストールがはじまります。

インストールが終了したら、以下のコマンドで再起動します。

$ sudo reboot

再起動後、もしデスクトップ環境にならなかった場合は、もう一度以下のコマンドを実行します。
UTMのgitHubのページにもありましたが、taskselでは、最初に失敗する可能性があるようです。

$ sudo tasksel install ubuntu-desktop
$ sudo reboot

Welcome to Ubuntuの設定を済ませると、次のような画面になり、Ubuntuのデスクトップ環境を使うことができるようになります。

エラーについて

UTMを使ってUbuntuをインストールしようとすると、以下のような画面が表示され、動かなくなってしまうことがあります。

EFI stub: Booting Linux Kernel…
EFI stub: EFI_RNG_PROTOCOL unavailable, no randomness supplied
EFI stub: Using DTB from configuration table
EFI stub: Exiting boot services and installing virtual address map…

この画面ですが、UTMの再起動ボタンを使用したときに頻発する気がします。

仮想環境の再起動のとき、このボタンはあまり使わないほうがいいと思います。

対処方法:

  • しばらく待ってみる(しばらくすると動くことがあります)
  • ×ボタンなどで仮想環境を終了させ、ふたたび立ち上げる
  • もういちど仮想環境を構築する

まとめ

M1 MacではVirtualBoxなどの仮想化ソフトが対応していないことが多いです。
しかしUTMを使えば、M1 Macに無料で仮想環境を作ることができます。

今回はUTMを使って、M1 MacにUbuntuの仮想環境を構築してみました。
参考にしていただければ幸いです。

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2件のコメント “UTMでM1 MacにUbuntuの仮想環境を構築してみよう!

  1. M1 Airに環境構築しようとしたところ、Ubuntuを起動したところで上記画像のようなセットアップ画面にはならず、startup.nshエラーを吐いて先に一切進めなくなりました。調べても対処法が出てこないのですが、どうしたらいいでしょうか。

    1. >ヤナギダ ワタルさん
      こんにちは。コメントありがとうございます。

      考えられる要因としましては、もしかすると「Ubuntu Desktop」をダウンロードしてしまっている可能性があります。
      ダウンロードするのは、「Ubuntu Server」です。

      私の記事の、Ubuntuのダウンロード画面のスクリーンショットが、「Ubuntu Desktop」のダウンロード部分と似ているため、勘違いされたのかもしれません。
      「Ubuntu Desktop」のダウンロードボタンの下に、「Ubuntu Server」の項目があります。

      お役に立てれば幸いです。

      (私の記事にも、注意書きを追加させていただきました。ありがとうございます。)

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