Bootstrap4の使い方、第5回目となりました。
Bootstrapの機能のひとつとして、クラスを組み合わせて指定するだけで、色々なボタンが作れます。
今回はBootstrap4を使ったボタンの作り方を紹介していきたいと思います。
ボタンの作り方の基本
ではまずボタンの作り方の基本を紹介していこうと思います。
「btn」というクラスと、ボタンのデザインやサイズを示すクラス(btn-xxxx)と組み合わせて使うことで、色々なパターンのボタンを作ることができます。
<button class="btn btn-primary" type="button">buttonタグ</button> <button class="btn btn-primary btn-lg" type="button">buttonタグ</button> <button class="btn btn-primary btn-sm" type="button">buttonタグ</button>
上の例では、buttonタグを使いましたが、aタグやinputタグも使うことができます。
<button class="btn btn-primary" type="button">buttonタグ</button> <input class="btn btn-primary" type="button" value="Inputタグ"> <a class="btn btn-primary" href="#" role="button">aタグ</a>
色、デザインの指定
色の指定をしてみましょう。
次の例をご覧ください。
<button type="button" class="btn btn-primary">Primary</button> <button type="button" class="btn btn-secondary">Secondary</button> <button type="button" class="btn btn-success">Success</button> <button type="button" class="btn btn-danger">Danger</button> <button type="button" class="btn btn-warning">Warning</button> <button type="button" class="btn btn-info">Info</button> <button type="button" class="btn btn-light">Light</button> <button type="button" class="btn btn-dark">Dark</button> <button type="button" class="btn btn-link">Link</button>
また、アウトラインデザインのボタンを作ることもできます。
<button type="button" class="btn btn-outline-primary">Primary</button> <button type="button" class="btn btn-outline-secondary">Secondary</button> <button type="button" class="btn btn-outline-success">Success</button> <button type="button" class="btn btn-outline-danger">Danger</button> <button type="button" class="btn btn-outline-warning">Warning</button> <button type="button" class="btn btn-outline-info">Info</button> <button type="button" class="btn btn-outline-light">Light</button> <button type="button" class="btn btn-outline-dark">Dark</button>
サイズの指定
.btn-lg
, .btn-sm
, .btn-block
で、ボタンのサイズを指定することもできます。
また、.btn-block
については、「btn-lg」や「btn-sm」とも組み合わせることが可能です。
<button type="button" class="btn btn-primary btn-lg">大きいボタン</button> <button type="button" class="btn btn-primary btn-sm">小さいボタン</button> <button type="button" class="btn btn-primary btn-lg btn-block">幅いっぱい</button>
状態の指定
ボタンの状態を指定することもできます。
まず「active」というクラスを使うことで、ボタンを押された状態に保っておくことができます。
また、buttonタグのdisabled属性を使うことで、そのボタンを無効状態にしておくことができます。
しかしボタンにaタグを使用している場合、クラスに「disabled」を使う必要があります。
<button type="button" class="btn btn-primary active" aria-pressed="true">アクティブ</button> <button type="button" class="btn btn-primary" disabled>無効なボタン</button> <a href="#" class="btn btn-primary disabled" role="button" aria-disabled="true">無効なボタン</a>
トグル ( toggle )
トグルとは、ボタンの ON OFF を切り替えられるようにするものです。
ボタンの初期値をONにする場合は、active
クラスと、aria-pressed="true"
を使います。
<button type="button" class="btn btn-primary" data-toggle="button" aria-pressed="false"> 切り替え </button> <button type="button" class="btn btn-primary active" data-toggle="button" aria-pressed="true"> 切り替え </button>
まとめ
Bootstrap4にはボタンで使える様々なクラスが含まれており、組み合わせることでより多くのパターンのボタンを作ることができます。
今回はボタンのサイズや色などの指定方法を紹介しましたが、さらにBootstrap4にはボタングループという機能も備わっており、それを使うことで複数のボタンをまとめることもできます。
ボタングループについては後日紹介する予定です。
興味のある方はぜひお試しください。
参考サイト
参考サイト : Bootstrap 公式ページ
このシリーズの一覧はこちら
- Bootstrap5を読み込む為の方法を徹底解説
- 【 Bootstrap 4 】全体的な機能の解説と、Alert の使い方。
- 【Bootstrap 4】badgeを使ってテキスト横に小さな文字を入れる方法
- 【Bootstrap 4】パンくずリスト(Breadcrumb)を作ってみよう!
- Bootstrap 4によるボタンの作り方。色やサイズなどの指定方法!
- 【Bootstrap 4】ボタングループ使い方。ボタンの一まとめにする方法
- 【Bootstrap 4】記事一覧ページなどで使える「カード」の使い方
- 【Bootstrap 4】くるくる回転するUI、カルーセル機能のを実装方法!