最近ドラクエにはまっている@It_is_Rです。PS1 のやつです。ドラクエⅦ。
関係ない話はさておき、今回は Yarn の使い方を解説していきたいと思います。
Yarn とは
Yarn は JavaScript のパッケージマネージャです。 Facebook が、Exponent、Google、Tilde とコラボして公開しています。
Yarn をインストールする
では、早速インストールしていきましょう。
今回は Homebrew を使った方法を紹介します。
Homebrew を使ったことがない場合は Homebrewを使いこなせ!Macへのインストールや使い方。 をご覧ください。
インストールは下のコマンドをターミナルに入力します。
$ brew install yarn
Yarn のバージョンを確認する
Yarn のバージョンは、以下のコマンドで確認することができます。
$ yarn --version 1.2.1
もしくは
$ yarn -v 1.2.1
package.json ファイルの作成(新しいプロジェクト開始)
新しいプロジェクトを開始する場合は、 package.json ファイルを作成します。
package.json ファイルは、以下のコマンドで作成できます。
$ yarn init
必要な情報を入力します。(何も入力せずに、 Enter を押してしまっても構いません)
パッケージをインストールする
では、パッケージをインストールする方法を紹介します。
$ yarn add パッケージ名
例えば Bootstrap をインストールしたい場合は
$ yarn add bootstrap
となります。
パッケージのバージョンを指定する
パッケージのバージョンを指定したい場合は @ の後にバージョンを入力します。
$ yarn add パッケージ名@バージョン
例えば Bootstrap の 4.0.0-beta をインストールしたい場合は
$ yarn add bootstrap@v4.0.0-beta
となります。
依存関係
パッケージのインストールには、依存関係を示すオプションが使えます。
$ yarn add パッケージ名 $ yarn add パッケージ名 --dev $ yarn add パッケージ名 --peer $ yarn add パッケージ名 --optional
上記コマンドで、 package.json ファイルのそれぞれ
dependencies
devDependencies
peerDependencies
optionalDependencies
に登録されます。
package.json からインストールする
今までと環境が変わったなどの場合には、 package.json からパッケージをインストールすることができます。
cd
コマンドで package.json と同じ階層へ移動し、以下のコマンドを実行します。
$ yarn install
もしくは
$ yarn
パッケージのアップグレード
upgrade
コマンドで、パッケージをアップグレードすることができます。
$ yarn upgrade パッケージ名
また、バージョンを指定することもできます。
$ yarn upgrade パッケージ名@バージョン
例えば Bootstrap の 4.0.0-beta にアップグレードしたい場合は
$ yarn upgrade bootstrap@v4.0.0-beta
です。
パッケージをアンインストールする
以下のコマンドでパッケージをアンインストールできます。
$ yarn remove パッケージ名
例えば Bootstrap をアンインストールしたい場合
$ yarn remove bootstrap
となります。