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【yarn】インストール方法から使い方まで解説します

yarnは、Facebook (Meta)によって開発された、パッケージマネージャです。

今回は、yarnの使い方を解説していきたいと思います。

目次
  1. 公式サイト
  2. インストールについて
  3. バージョンを確認する
  4. 新しいプロジェクトの開始(package.jsonの作成)
  5. パッケージをインストールする
  6. パッケージのアップグレードする
  7. スクリプトを実行する
  8. パッケージのコマンドを実行する
  9. パッケージをアンインストールする
  10. まとめ

公式サイト

yarnの公式サイトはこちらです。

yarn公式サイトhttps://yarnpkg.com/

インストールについて

yarnでは、Corepackを使う方法が推奨されています。
Corepackは、pnpmやyarnなどのパッケージマネージャを管理できるツールです。

そして、Node.js v16.10以上のが使える環境では、すでにCorepackが入っていると思います。

もし、Node.jsを使っていない場合は、こちらを参考にインストールしておきましょう。

nodebrewを使ってNode.jsをインストールした場合、私の環境ではエラーが起こり、yarnコマンドが使えませんでした。

では、corepackコマンドが使えるかどうか、helpを表示してみましょう。
以下のコマンドを実行します。

$ corepack -h

コマンドの使い方が表示されれば、corepackコマンドを使うことができます。
さらにyarnは、npmインストールしなくても、corepack enableコマンドで許可してあげるだけで使うことができます。

では、以下のコマンドで、パッケージマネージャを許可します。
(管理者権限で実行する必要があるようです)

$ sudo corepack enable

または、次のコマンドでyarnのみ許可することも可能です。

$ sudo corepack enable yarn

もし管理者権限で実行しなかった場合、次のようなエラーが表示されてしまうと思います。ご注意ください。

$ corepack enable
Internal Error: EACCES: permission denied, symlink '../lib/node_modules/corepack/dist/pnpm.js' -> '/usr/local/bin/pnpm'
Error: EACCES: permission denied, symlink '../lib/node_modules/corepack/dist/pnpm.js' -> '/usr/local/bin/pnpm'

これでyarnコマンドが使えるようになります。

$ yarn -v
1.22.19

バージョンを確認する

さきほど実行した、yarn -vというのは、yarnのバージョンを確認するコマンドです。

Yarn のバージョンは、以下のコマンドで確認することができます。

$ yarn --version
1.22.19

上のコマンドを短くしたものが、こちらです。

$ yarn -v
1.22.19

新しいプロジェクトの開始(package.jsonの作成)

新しいプロジェクトを開始する場合は、 package.jsonファイルを作成します。
package.jsonは、プロジェクト(作成するパッケージ)がどういうものなのか、が書かれたものです。

  • プロジェクト名(パッケージ名)
  • バージョン
  • プロジェクト(パッケージ)の説明
  • ライセンス
  • 使用しているパッケージ

などの情報が、package.jsonには書かれます。

package.jsonは、以下のコマンドで作成できます。

$ yarn init

すると、いくつか質問が表示されますので、必要な情報を入力します。

あとから変更もできますし、作ったパッケージを公開しないのであれば、とくに気にする必要はないと思いますので、何も入力せずに、Enter(return)を押してしまっても構いません。

また、-yオプションをつけることで、すべての質問にEnter(return)を押したときと同じふうになります。

$ yarn init -y

パッケージを公開しないのであれば、間違って公開してしまうことを防ぐため、package.jsonに「"private": true」を追加しておくといいです。
-pオプションを使うと、かんたんに"private": trueが追加できます。

$ yarn init -p

もちろん、-yと同時に使うこともできます。

$ yarn init -yp

パッケージをインストールする

yarnでパッケージをインストールするには、yarn addを使います。

$ yarn add パッケージ名

例えば、Bootstrapをインストールしたい場合は、以下のようになります。

$ yarn add bootstrap

パッケージのバージョンを指定する

パッケージのバージョンを指定したい場合は@の後にバージョンを入力します。

$ yarn add パッケージ名@バージョン

例えば、Bootstrapのv5.0.2をインストールしたい場合は、以下のようにします。

$ yarn add bootstrap@v5.0.2

開発用のパッケージをインストールする

もし、インストールしたいパッケージが開発のときのみに使うものであれば、–devというオプションを使います。

$ yarn add --dev sass

または、これを省略して-Dとすることもできます。

$ yarn add -D sass

package.jsonからインストールする

今までと環境が変わったなどの場合には、package.jsonに書かれたパッケージを、まとめてインストールすることができます。

package.jsonと同じ階層で、以下のコマンドを実行します。

$ yarn install

または、yarnを実行するだけでも、同じふうにインストールされます。

$ yarn

パッケージのアップグレードする

パッケージをアップグレードするには、yarn upgradeを使います。

すべてのパッケージをアップグレード

すべてのパッケージをアップグレードするには、次のコマンドを実行します。

$ yarn upgrade

最新のバージョンにアップグレードするには、--latestオプションを使います。

$ yarn upgrade --latest

パッケージ名を指定してアップグレード

アップグレードするパッケージを指定するには、次のようにします。

$ yarn upgrade パッケージ名

また、バージョンを指定することもできます。

$ yarn upgrade パッケージ名@バージョン

例えば Bootstrapをv5.2.3にアップグレードしたい場合は、次のようにします。

$ yarn upgrade bootstrap@v5.2.3

スクリプトを実行する

package.jsonにあらかじめスクリプトを書いておき、それを実行することができます。

まず、package.jsonには、次のように追加します。

{
  "name": "sample_project",
  "version": "1.0.0",
  "main": "index.js",
  "license": "MIT",
  "private": true,
  "scripts": {
    "say": "echo こんにちは"
  },
  "dependencies": {
    "bootstrap": "^5.2.3"
  },
  "devDependencies": {
    "sass": "^1.56.1"
  }
}

スクリプトを実行するには、yarn runを使います。

$ yarn run say
yarn run v1.22.19
$ echo こんにちは
こんにちは
✨  Done in 0.03s.

runを省略しても、同じ動作をします。

$ yarn say
yarn run v1.22.19
$ echo こんにちは
こんにちは
✨  Done in 0.03s.

パッケージのコマンドを実行する

yarn runを使えば、インストールしたパッケージのコマンドを実行することもできます。

例えば、さきほどインストールしたSassの、バージョンを表示するコマンドを実行するには、次のようにします。

$ yarn run sass --version

runを省略しても、同じ動きをします。

$ yarn sass --version

また、さきほど紹介したスクリプトを利用して、Sassのコマンドをあらかじめ書いておくと、実行がかんたんになります。

{
  "name": "sample_project",
  "version": "1.0.0",
  "main": "index.js",
  "license": "MIT",
  "private": true,
  "scripts": {
    "build:sass": "sass --no-source-map src/sass/:dist/css/"
  },
  "dependencies": {
    "bootstrap": "^5.2.3"
  },
  "devDependencies": {
    "sass": "^1.56.1"
  }
}

次のコマンドで実行できます。

$ yarn run build:sass

runを省略しても、同じ動作をします。

$ yarn build:sass

パッケージをアンインストールする

以下のコマンドでパッケージをアンインストールできます。

$ yarn remove パッケージ名

例えば、Bootstrapをアンインストールしたい場合は、次のようになります。

$ yarn remove bootstrap

まとめ

yarnは、Facebook (Meta)によって開発された、npmにかわるパッケージマネージャです。

Node.jsをインストールすることで、corepackが使えるようになり、corepackでyarnを許可することで、使えるようになります。

yarnの使い方はnpmとよく似ているので、学習にかかる時間はほとんどかからず、すぐに使えるようになることができます。

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