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多次元配列

多次元配列たじげんはいれつは、配列はいれつの中に配列があって、またその中に配列があったりする、配列のことです。

目次
  1. 多次元配列とは
  2. まとめ

多次元配列とは

まず、配列はいれつというのは、いくつものことをおぼえておいてくれる、変数へんすうのことです。

たとえば、5めんまであるゲームの得点とくてんすべてを、pointという配列に覚えておいてもらう、といったことができます。

使つかプログラミング言語によってもちがうかもしれませんが、おおくの場合ばあい、こんなふうにすると、ふたつ以上いじょうのことを覚えておいてくれます。

point = [500, 360, 600, 220, 400]

多次元配列たじげんはいれつでは、この配列に覚えておいてもらうもののひとつひとつに、さらに配列を覚えておいてもらうことができます。
例えば、だい1ステージが5面あって、第2ステージも、第3ステージも5面ある、みたいなゲームの得点を、pointという配列に覚えておいてもらう、みたいなときに使うことができます。

使うプログラミング言語によっても違うかもしれませんが、多くの場合、実際じっさいプログラミングでは、こんなふうにします。

point = [
    [500, 360, 600, 220, 400],
    [340, 140, 400, 460, 600],
    [120, 460, 360, 160, 460]
]

そして、この多次元配列が覚えてくれているあたいを使うには、このようにします。

point[0][0]    #500と覚えてくれている
point[0][1]    #360と覚えてくれている
point[0][2]    #600と覚えてくれている
point[1][2]    #400と覚えてくれている
point[2][4]    #460と覚えてくれている

この場合ばあいは、配列の中に配列、というふうになるので、「2次元配列」と呼びます。
また、もっとそうふかくして、3次元配列、4次元配列、というふうに覚えておいてもらうこともできます。

まとめ

配列はいれつは、いくつものことをおぼえておいてくれる変数へんすうです。

そして配列が覚えておいてくれるもののひとつひとつに、配列を覚えておいてもらうことができます。
これが2次元配列です。

さらにそうを深くして、3次元配列、4次元配列、といったこともできます。

これらをまとめて、多次元配列たじげんはいれつ、といいます。

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