三項演算子は、プログラムの書き方のひとつで、真理値(true false)による条件分岐をかんたんに書く方法のことです。
プログラミングをしていると、真理値によって分岐したいことが本当によくあります。そんなとき、if〜elseを使ったりしますが、これを毎回書いているとめんどくさくなってきます。
そんなときに使えるのが三項演算子です。
三項演算子の意味と使い方
三項演算子は、真理値による条件分岐をかんたんに書く方法です。と言われても、まだいまいちピンとこないかもしれません。
では三項演算子とはどういったものなのでしょうか。実際に使い方をみていきましょう。
ところでみなさん、ドラクエは好きですか? 私はゲームの中で一番好きです。新作が出たら絶対に買います。
さて、これをプログラムで表すと、こうなります。
まずはif〜elseで書いてみましょう。
ドラクエ = "好き"
if ( ドラクエ == "好き" ) {
買うか買わないか = "買う"
}
else {
買うか買わないか = "買わない"
}
上記のプログラムは、「ドラクエ = “好き”」のとき、「買うか買わないか」の変数に「買う」と入れるプログラムです。それ以外の場合は「買わない」を入れます。
さて、これを三項演算子で表してみましょう。
ドラクエ = "好き"
買うか買わないか = ( ドラクエ == "好き" ) ? "買う" : "買わない"
三項演算子をはじめて見た人は、意味が分からないかもしれません。
つまり「( ドラクエ == “好き” )」という条件がtrueのとき、「買うか買わないか」の変数に「買う」と入れ、falseのときは「買わない」と入れる、という意味になります。
また、実際のプログラミング(JavaScript)での三項演算子の使い方は、こちらの記事に分かりやすくまとめております。
まとめ
三項演算子は、プログラムの書き方のひとつで、真理値による条件分岐を、かんたんに書くことができる方法です。
if〜elseでは、何行か使ってしまうコードでも、たった一行で書くことができます。