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APFSコンテナってなに? ボリュームやパーティションとの違いをしっかり理解しよう

MacなどのApple製品では、ファイルシステムにAPFSが多く使われています。
さて、このAPFSですが、他のフォーマット形式とは少し変わった特徴があります。なんと、パーティションを作成すると、コンテナというものが作られるのです。

コンテナっていったいなんなのでしょうか。パーティションのようなものなのでしょうか。

今回は、APFSの特徴に迫ってみました。

目次
  1. APFSとは
  2. パーティションとボリュームの意味や違いについて
  3. APFSコンテナとは
  4. APFSでの、コンテナ、ボリューム、パーティションの違いについて
  5. まとめ

APFSとは

APFSは、Apple File Systemの略で、Apple独自のファイルシステムです。
macOS High Sierra以降で利用が可能になりました。

コンテナによってボリュームの空き容量を共有できたり、高度な暗号化技術を使えたり、といった特徴があります。

また、Macのみならず、普段は意識しませんが、iOSやiPadOS、watchOSなどでも、APFSが使われていたりするようです。

パーティションとボリュームの意味や違いについて

まず、パーティションとボリュームの意味や違いを確認しておきましょう。

パーティションとは

パーティションは、HDDやSSDの記憶領域を区切ったものをいいます。
区切ることで、一台のHDDやSSDが複数あるかのように見せることができます。

たとえば、一台のパソコンにWindowsとLinuxを入れたい場合などに、パソコンに内蔵されたHDDにふたつのパーティションを作ったりします。
こうすることで、一台のHDDが複数あるように使うことができるのです。

ボリュームとは

ボリュームはパーティションの領域です。

パーティションを切っていない場合、HDDやSSDの記憶領域全体がボリュームになります。パーティションを作成している場合は、そのパーティションごとの領域がボリュームです。

パーティションとよく似た意味で使われますが、パーティションは区切られた領域のことで、ボリュームは各パーティションに作られたファイルシステム領域のことです。

APFSコンテナとは

さて、パーティションとボリュームの違いについては解説いたしました。
しかしAPFSには、他のフォーマット方法にはない、不思議な言葉があります。

それは「コンテナ」です。

APFSでフォーマットすると、コンテナの中にボリュームが作られていることが分かります。

では、APFSでフォーマットしたSSDで、パーティションを作成してみましょう。
すると下のように、コンテナがもうひとつ作られます。

以上のことから、コンテナはパーティションのようなものだ、ということが分かります。
ところが、コンテナには複数のボリュームを追加することができるのです。

従来のHFS+(Mac OS 拡張)では、パーティションを作成するとボリュームが作成されていました。さらにボリュームを縮小するとパーティションが作成されていました。
つまり、パーティションとボリュームは、同じ意味で使っても差し支えないほどのものだったと思います。

ところがAPFSでは、コンテナという概念により、パーティションとボリュームの違いが明確になりました。

なんと、APFSコンテナに追加したふたつのボリュームを比べてみると、どちらもSSDと同じ容量が割り当てられているのです。

さらに、片方のボリュームに、なにかデータを保存してみましょう。
すると下のように、どういうわけは両方のボリュームの空き容量が、同じだけ減っています。

コンテナという言葉は、ITの分野では「入れ物」のような仕組みをいうことが多いです。
つまりAPFSコンテナは、補助記憶装置に置かれた入れ物で、そのなかに様々なデータを分別して入れておけるものです。それはパーティションのような、APFS特有の仕組みです。

パーティションに作られたボリュームは、そのパーティションの容量になります。
しかし、コンテナに作られたボリュームは、そのコンテナの中のボリューム同士で空き容量が共有されます。

これがAPFSの大きな特徴のひとつです。

APFSでの、コンテナ、ボリューム、パーティションの違いについて

さて、APFSにはコンテナという仕組みがあります。では、APFSでいうボリュームパーティションとはいったいなんなのでしょうか。

コンテナパーティションはなんだかよく似ています。しかし、ボリュームパーティションもよく似た意味で使われます。
だんだんとこんがらがってきますね。

APFSでは、パーティションの認識を、ちょっと変える必要があります。

上述しましたが、APFSでは、ひとつのパーティションに複数のボリュームを作ることができます。
さらに、そのパーティションの中のボリューム同士は、空き容量が共有されます。
つまりこの、パワーアップしたパーティションが、コンテナです。

  • パーティション:記憶領域を区切ったもの
  • コンテナ:APFSで使われる、パワーアップしたパーティションのこと
  • ボリューム:各パーティション(コンテナ)に作られた、ファイルシステム領域。ひとつのコンテナに複数のボリュームを作成することも可能

従来のHFS+では、パーティションとボリュームは、同じ意味で使っても差し支えありませんでした。しかし、APFSからのコンテナという仕組みで、ボリューム≒パーティション、という認識は、すこし違うものになった気がします。

まとめ

今回は、APFSコンテナとはどいうったものなのかを検証しました。
APFS以前のファイルシステムでは、ボリュームとパーティションは、ほぼ同じ意味で使うことができましたが、APFSからは、同じ意味で使ってしまうとうまく伝わらないかもしれません。

APFSの仕組みをしっかりと理解して、SSDを効率よく使えるといいですね。

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