私たちは普段、10進法を使って日々生活しています。
10進法はみなさんもこれまでずっと使ってきたので、数字を言われればすぐに、どれだけの量なのかがすぐに分かると思います。
しかし、コンピュータの中の世界では2進法が使われています。
では、10進数を2進数に変換するには、どうすればいいのでしょうか。
今回のその計算方法を学んでいきましょう。
2進法、2進数について
2進法は、0と1のみで数を表す方法のことです。
さらに、その方法で表された数字のことを、2進数といいます。
2進数 | 10進数 |
---|---|
1 | 1 |
10 | 2 |
11 | 3 |
100 | 4 |
101 | 5 |
また、2進数は8桁で表現されることも多いです。
その場合は、00000101というふうに、頭に0をつけます。
10進数を2進数に変換する
10進数を2進数に変換するには、10進数を割り算した「あまり」が重要になります。
では、10進数の「19」を、2進数に変換してみましょう。
まず、15を2で割り、さらにその答えを2で割る、というのを繰り返します。
- 19/2 = 9 あまり 1
- 9/2 = 4 あまり 1
- 4/2 = 2 あまり 0
- 2/2 = 1 あまり 0
- 1/2 = 0 あまり 1
この数を下から読んでいきます。ここが間違いやすいので注意です。
下から読むと、10011となります。
また、2進数から10進数に変換する方法はこちらをご覧ください。
まとめ
今回は、10進数を2進数に変換する方法を紹介しました。
10進数から2進数への変換は、順番にその数を2で割っていき、あまりを下から読むことで、行なうことができます。
とてもかんたんなので、ぜひお試しください。