プログラミングにおいての変数は、さまざまなものを覚えておいてくれる役割をしてくれるものです。
ものすごい記憶力の持ち主なのですが、複数のことを覚えるのは苦手です。
変数とは
プログラミングを学ぼうとすると、多くの場合、まず変数についての紹介があると思います。
変数は、さまざまなデータをしっかり覚えておいてくれます。
さまざま、といっても、ひとつの変数が覚えられるのは、ひとつだけです。
複数のものを覚えておいてくれるものは、配列、といいます。
変数の型について
変数にはさまざまな型があります。
型というのは、その変数が、どういったものを覚えておいてくれるのか、というものです。
よく使われる型は、数値や、文字列といったものです。
プログラミング言語によっては、一番最初に覚えておいてもらったものによって、自動的に型を決めてくれるので、あまり型を意識しなくてもいいものもあります。
ただ、型のことも頭の片隅に入れておかないと、思い通りにプログラムが動いてくれない、ということになったりもします。
変数の具体的な例
たとえば、プログラミングで140という数値を扱いたいとします。
しかし、この140は、いったいなんのことなのか分かりませんよね。身長のことかもしれないし、ゲームの得点のことかもしれません。
そこで、変数の出番です。
まず、変数に名前をつけます。ここでは、ゲームの得点(ポイント)のことだとして、point
という名前にします。
point = 140
ほとんどのプログラミング言語では、なにかを変数に覚えておいてもらいたいとき、=
を使います。
上の例は、point
という変数に140
という数値を覚えておいてもらうときのものです。
これで変数point
は、140
という数値を覚えてくれています。
では、ゲームの次のステージで、160
ポイントだったとします。
ポイントはさきほどのものと合計したいですよね。
そんなときは、さきほどの変数に160
を足し算します。
point = point + 160
これで、変数point
は、140 + 160
で、300
を覚えてくれています。
このとき、さきほど140
という数値は消えてしまいます。
まとめ
プログラミングにおいての変数は、さまざまなデータを覚えておいてくれるものです。
変数には型というものがあり、よく使われるのは、数値や文字列、といったものです。
変数は、足し算や引き算などの演算もできます。ただ、覚えておいてくれるのは、ひとつだけです。