指でイラストを描くなんて意味がわからない、と今まで思っていた@It_is_Rです。
前回、こんな記事をかきました。
iPhoneとダイソーの100円タッチペンでイラストは描けるのか
この記事では、ダイソーの100円タッチペンをとPhotoshop Sketchを使ってイラストを描いてみたのですが、このとき、「一応描ける」という結果で終わりました。
しかしこのあと私は、別のソフトも使ってもう少し検証を続けてみたのです。
そこで、今回はibisPaintというソフトを使ってみたのですが、これがとても使いやすく(Photoshop Sketchが使いにくいといっているのではなく、私には合わなかった)、今回はそのことを記事にしてみました。
ibisPaintについて
ibisPaintは無料でも使うことができる、ペイントソフトです。
iOSとAndroidに対応しており、場所や時間を選ばずに、イラストを描くことができます。
無料版と有料版が用意されており、無料版では画面に広告が表示される上に、特定のブラシは広告を見なければ使えない、というふうに、すこし使いにくくなっています。
また、有料版には買い切りタイプと、会員タイプがあり、会員タイプでは特定の素材やフィルターなどの機能が使えるようになります。
広告を表示したくないだけならば買い切りタイプ、会員の特典を使いたいならば会員になる、というふうな選択になると思います。
しかし、将来プレミアム会員専用のブラシが追加される可能性はある、とのことです。
ダイソーの100円タッチペンと、ibisPaintを使ってみた
さて、今回はibisPaintにダイソーの100円タッチペンでイラストを描いてみました。
しかし……
ちょうどこの辺まで描いたとき、ちょっと力を入れ過ぎていたみたいで、タッチペンのペン先がちぎれるという事態に……
100円のタッチペンは弱いので、描くときはそっと描いた方がいいようです。
そんなわけで、色塗りは指でおこなうしかない状態になってしまいました。
しかし、前回の記事でも書いたように、私は指で描くのが苦手なのです……いや、そう思っていました。
ibisPaintで、指を使って塗ってみた
私には指で描くなんてできない。そう思っていたので、ペン先がちぎれてしまったときは、どうしようかと思いました。
せっかく下書きを描いたのにな、と。
私はいい加減な性格なので、輪郭以外、下書きは無視で描いてしまっています。
この辺りまで描いて、あれ、指でもそれなりに描けるんじゃないか、と思いました。
そのまま書き進めていきます。
そして、完成したいイラストがこちらです。
ちなみに、このイラストでは、広告をみて利用できるブラシなどは一切使っておらず、完全に無料で利用しています。
やはりペンタブや液タブで描いたようにはいきませんが、スマホでもこのぐらいならば、さくっと描くことができます。
ibisPaintのUIが分かりやすく、使い方を調べなくても直感的に分かる設計になっており、とても使いやすいです。
まとめ
今回はibisPaintを使ってイラストを描いてみました。
ibisPaintはすごく使い勝手が良く、初めて使った私でも、使い方を調べることなく、イラストを描くことができました。
ただ、無料版では広告を見ないと、特定のブラシが使えないので、その辺はちょっと不便なところではあります。
ペンタブや液タブを使ってイラストを描いている人には、すこし物足りないかもしれません。
しかし、スマホでイラストが描けるので、時や場所を選ばないのが、この方法のいいところです。
また、今回はイラストを描いている途中で、タッチペンがこわれてしまったので、結果的に下書きのみタッチペンで描いたことになってしまったのですが、やはり普段ペンで描いているかのように描けるのが、タッチペンの素晴らしさです。
しかし、ibisPaintには、二本指で画面を移動させたり、戻ったり、という機能があり、タッチペンを使っていると、持ちかえる必要があるので、そういった面で指で描くメリットもあります。
最終的にどちらがいいとは言えませんが、今回、偶然私がそうなったように、下書きはタッチペンで行い、色塗りは指で行う、という方法もいいかもしれません。