私たちが普段使っている数字は10進数ですが、コンピュータの中の世界では、2進数が使われています。
10進数に慣れている私たちは、2進数を見たときに、パッとどれくらいの数なのかを把握するのはむずかしいのではないかと思います。
今回は、2進数から10進数に変換する計算方法を紹介します。
2進法、2進数について
2進法は、0と1のみで数を表す方法のことです。
さらに、その方法で表された数字のことを、2進数といいます。
| 2進数 | 10進数 |
|---|---|
| 1 | 1 |
| 10 | 2 |
| 11 | 3 |
| 100 | 4 |
| 101 | 5 |
また、2進数は8桁で表現されることも多いです。
その場合は、00000101というふうに、頭に0をつけます。
2進数を10進数に変換する
では、2進数を10進数に変換してみましょう。
ここでは、2進数の「10011」を10進数に変換してみます。
2進数の変換には、1から順番に2倍していった数字が必要になります。
といっても、「1、2、4、8、16、32、64」といったふうに、2倍していけばすぐに出せますので、覚えていなくても大丈夫です。
その数字を、2進数のそれぞれの桁に割り当てていき、1になっている部分だけ、その数字を足していきます。
これで、2進数を10進数に変換することができます。
また、10進数から2進数に変換する方法は、こちらをご覧ください。
まとめ
今回は2進数を10進数に変換する方法を紹介しました。
2進数を10進数に変換するには、1から順番に2倍した数値を用意し、それを2進数の桁に割り当て、「1」になっている部分の数字だけを足していくことで、行なうことができます。
