ソフト(ソフトウェア)は、スマホやパソコンなどのコンピュータで使う、形のないもののことです。
よく似た意味の言葉に、「アプリ(アプリケーション、アプリケーションソフトウェア)」があります。
しかし正確には、「アプリ」は「ソフトウェア」のひとつに含まれるもので、まったく同じ意味ではありません。
ソフト(ソフトウェア)とは
ソフトは、ソフトウェアを短くしたもので、スマホやパソコンの中にある、形のないもののことです。
たとえば、人はいろんなことを思ったり考えたりしますが、それに直接触れることはできません。
人の気持ちや考えは、形がないものだからです。
しかし、人の感情は、表情や仕草でなんとなく分かります。
悲しそうにしている人にやさしい言葉をかけてあげたり、楽しそうな人と喜びを分かち合ったりするのは、その人を通して感情に触れているということです。
ソフトウェアもそれと同じで、手で触れることはできません。
しかし、スマホやパソコンを通してならば、ソフトウェアに触れることができます。
もっとくわしいソフトウェアの説明
「ソフト(ソフトウェア)」の反対の言葉は、「ハード(ハードウェア)」です。
ソフトが形のないものをいうのにたいして、ハードは形があるもののことをいいます。
パソコンとか、スマホとか、そういった触れられるものはハードです。
ソフトは、こういったハードの中に入っています。
ただ、パソコンの中には、SSD(HDD)や、メモリ、といったものも入っていますが、これらもパソコンを分解すれば手で触れられるので、ハードです。
ソフトは、Windowsのメモ帳とか、Excelといった、実際にそのものに手を触れることができないものをいいます。
また、パソコンにはオペレーティングシステム(OS)というものが入っています。
オペレーティングシステム(OS)は、iOSとか、Windowsといったものです。Windowsといっても、Windowsパソコンのことじゃなくて、Windows 10とか、Windows 11とか、そういったもののことです。
ExcelやWindowsのメモ帳も、iOSやWindowsなどのOSも、どちらもソフトウェアです。
ただ、ExcelやWindowsのメモ帳などは、ソフトウェアの中でも、アプリ(アプリケーション)と呼ばれます。
おおまかには、ソフトウェアは、アプリケーションとオペレーティングシステムのふたつです。
ただ、細かいことをいうと、そのほかのソフトウェアもあったりします。
まとめ
ソフト(ソフトウェア)は、スマホやパソコンといったハード(ハードウェア)の中にある、形のないもののことです。
ソフトには、おおまかにアプリ(アプリケーション)とオペレーティングシステム(OS)がありますが、細かいことをいうと、他にもあります。
ソフトの中でも、ExcelやWord、Windowsのメモ帳などは、アプリ(アプリケーション)といわれます。