インターネットは、世界中のスマホやパソコンなどのコンピュータをつないでくれるものです。
世界中のコンピュータがつながることで、そこにはもうひとつの世界ができあがります。
インターネットとは
私たちは、この地球で生まれて、日々生活しています。
しかし、そこにはもうひとつ、並行した別の世界があります。
それが、インターネットです。
……嘘を言っているのではないです。もうすこしだけ、お付き合いください。
まず、みなさんのパソコンやスマホのなかの、画像や、動画、音声、アプリなどは、手で触れることができません。
これは、そういったものが、「データ」だからです。
しかし、文字も含め、画像や動画のデータは「見る」ことができますし、音のデータは「聞く」ことができます。アプリは「使う」ことができます。
触れられないものを、目で見えるもの、耳で聞けるもの、使うもの、としてリアルに感じることができるということです。
インターネットでは、こういったデータを使って、いろんなことを学べたり、いろんな人と会話できたり、ゲームで対戦したりなど、いろんなことができます。
実際のこの世界でできることのほとんどが、インターネットの世界でもできるんです。
つまりインターネットは、そういった「手で触れられないもの」で作られた、「もうひとつの世界」ということです。
もっとくわしいインターネットの説明
みなさんの身の回りにあるものは、そのほとんどが触れられるものです。
しかし、触れられないものもありますよね。音とか、光、とかです。(手にライトを当てれば触れられる、という話は考えないでおきましょう)
さて、みなさんがだれかと話をするとき、声によって相手になにかを伝えます。つまり、音で伝える、ということです。
音というのは、空気、水中であれば水、といった「物」が振動することによって伝わります。
でも、音って、思うほど速くないんです。
山の上で「やっほー」と叫ぶと、遅れて聞こえるのは有名な話ですが、こんなふうに人の耳でもその遅れが分かるぐらいの速さなんです。
ならば、光はどうでしょうか。
光は1秒間に地球を7周半してしまう速さです。それならば、光によって、だれかになにかを伝えることができれば、地球の裏側にいる人とでも、ほとんど遅れがなく、話ができることになります。
つまり、光が「ある」か「ない」かの組み合わせによる言葉をあらかじめ決めておけば、地球の裏側の人に、いろんなことを伝えられるはずです。
さらにもっと深く決めておけば、文字や、画像、動画、音なども含めて、もっといろんなことを伝えられるはずです。
さて、この「ある」と「ない」だけの情報を「デジタル」といい、本当は「1」と「0」で表されることが多いです。
やはり手で触れられるものを作り出すことはできませんが、形のないのものであれば、1と0だけで、なんだって作れます。
実は、スマホやパソコンのなかのデータはすべて、1と0でできています。
文字も、音声も、画像も、動画も、アプリも、すべてです。
こういったデータは、世界中どこへでも送れますし、サーバーにアップロードすれば、世界中から見ることができます。
それは、そのデータの1と0の情報が、インターネットを通して送られているからです。
海の底にも「海底ケーブル」というのがあり、その中を光がビビビビっと走っていって伝えます。
このように、世界中がつながっています。
まさにこれが、インターネットです。
まとめ
インターネットは、世界中のスマホやパソコンなどのコンピュータをつないでくれるものです。
スマホやパソコンのなかのデータは、すべて1と0の組み合わせです。
そういったデータは、インターネットを通して、世界中のコンピュータに送ることができます。
海の底にも「海底ケーブル」があり、文字通り、世界中のコンピュータがつながっています。
インターネットの世界では、データによって、この世界とほとんど同じことができます。