アプリ(アプリケーション、アプリケーションソフトウェア)は、スマホやパソコンなどのコンピュータで使う、形のないもののことです。
よく似た意味の言葉に、「ソフト(ソフトウェア)」がありますが、正確には「アプリ」は「ソフト」よりも小さな範囲のことをいいます。
アプリ(アプリケーション)とは
アプリは、アプリケーションソフトウェアを短くしたもので、スマホやパソコンのなかにある、形のないものです。
たとえば、人はいろんなことを考えますが、その考えていることに直接触れることは、誰もできません。
それは、人の感情には、形がないからです。
しかし、人の感情は、表情や仕草でなんとなく分かります。
悲しそうにしている人にやさしい言葉をかけてあげたり、楽しそうな人と喜びを分かち合ったりするのは、その人を通して感情に触れているということです。
アプリも同じで、形がないので、誰も触れることができません。
しかし、スマホやパソコンを通してならば、アプリに触れることができます。
この、触れることはできないけどスマホやパソコンを通してならば触れられる、というのが「アプリ」です。
もっとくわしいアプリの説明
さきほど、触れることはできないけどスマホやパソコンを通してならば触れられるのがアプリ、という説明をしました。
しかしこれは、ちょっとだけ嘘です。
というのも、スマホやパソコンを通さないと触れられないのは、アプリだけではないのです。
本当は、スマホやパソコンを通さないと触れられないもの全体を「ソフト(ソフトウェア)」といいます。
「アプリ(アプリケーションソフトウェア)」は、「ソフト(ソフトウェア)」のうちのひとつです。
また、iOS、Windows、といったオペレーティングシステム(OS)も、ソフトウェアのひとつです。
これらも形がないので、スマホやパソコンを通さなければ、触れられません。
しかし、これらをアプリとはいいません。
おそらくみなさんは、スマホやパソコンを使うとき、「よし、〇〇をしよう!」と思って、使いはじめると思います。
例えば、ネット見ようかな、とか、ゲームしようかな、とか、そういう場合が多いと思います。
このとき、ネットを見るのならば、ブラウザアプリを立ち上げます。
ゲームをするならば、そのゲームのアプリを立ち上げます。
つまりアプリは、触れられないもののなかでも、みなさんが「〇〇をしよう!」と思って立ち上げたそのもののことをいいます。
まとめ
アプリ(アプリケーション、アプリケーションソフトウェア)は、スマホやパソコンのなかの、形のないもののことです。
ただ、形のないもののなかにも、アプリではないものもあります。
よく似た意味の言葉に、ソフト(ソフトウェア)がありますが、正確には、アプリはソフトのなかのひとつです。
アプリはソフトのなかでも、みなさんが「〇〇をしよう!」と思って立ち上げた、そのもののことをいいます。