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EasyNegativeの使い方。AIイラストの質をぐんっとアップ!

今回は、Stable Diffusion web UIの拡張機能、「EasyNegative」を使って、イラストの質をアップする方法を紹介します。

目次
  1. EasyNegativeについて
  2. EasyNegativeの使い方
  3. まとめ

EasyNegativeについて

EasyNegativeは、ネガティブプロンプトを入力を、とてもかんたんにしてくれます。
作者が同じこともあり、Counterfeit-V2.5というモデルととても相性がいいのですが、もちろん他のモデルとでも使うことができます。

Hugging Face[gsdf/EasyNegative]:https://huggingface.co/datasets/gsdf/EasyNegative

下の画像は、モデルにCounterfeit-V2.5を使い、EasyNegativeを使ったものと、使わなかったものとの比較です。

左がEasyNegativeなし、右がEasyNegativeあり、です。
なしの方は、ネガティブプロンプトのテキストエリアを、空欄にしています。

このように、EasyNegativeを使うことで、イラストのクオリティをアップさせることができます。

EasyNegativeの使い方

では、EasyNegativeを使ってみましょう。
今回は、Counterfeit-V2.5とEasyNegativeの組み合わせで使ってみたいと思います。

まず、Counterfeit-V2.5を使う方法については、こちらの記事をご覧ください。

Google Colabを使わずにEasyNegativeを使う場合は、「stable-diffusion-webui/embeddings/」フォルダに、「EasyNegative.safetensors」を入れます。

stable-diffusion-webui/
|-- embeddings/
|   `-- EasyNegative.safetensors
|-- models/
|   |-- Stable-diffusion/
|   |   `-- Counterfeit-V2.5_pruned.safetensors
|   |-- VAE/
|   |   `-- Counterfeit-V2.5.vae.pt
|   `-- ~省略~/
`-- ~省略~/

EasyNegative.safetensorsは、次のページからダウンロードできます。

Hugging Face[gsdf/EasyNegative]:https://huggingface.co/datasets/gsdf/EasyNegative

Google Colabを使う場合に、かんたんに動かせるように、「Stable Diffusion web UI」や、モデル(Counterfeit-V2.5)、EasyNegativeを、GitHubやHugging Faceから自動的に指定の位置に配置してくれるコードを作りました。

以下をコピペして実行してください。

!git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
%cd /content/stable-diffusion-webui

# Counterfeit-V2.5をインストール
!wget https://huggingface.co/gsdf/Counterfeit-V2.5/resolve/main/Counterfeit-V2.5_pruned.safetensors -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/Counterfeit-V2.5_pruned.safetensors
!wget https://huggingface.co/gsdf/Counterfeit-V2.5/resolve/main/Counterfeit-V2.5.vae.pt -O /content/stable-diffusion-webui/models/VAE/Counterfeit-V2.5.vae.pt

# EasyNegativeをインストール
!wget https://huggingface.co/datasets/gsdf/EasyNegative/resolve/main/EasyNegative.safetensors -O /content/stable-diffusion-webui/embeddings/EasyNegative.safetensors 

!python launch.py --share --xformers --enable-insecure-extension-access

(※2023/06/26 コードを更新しました)

しばらく待って、Running on public URL:xxxxxxxというリンクをクリックします。

これで、次のような画面が開かれます。

下の画像のように、「①Generateの下のアイコン」をクリックすると、メニューが開きます。
さらに、ネガティブプロンプトのテキストエリアを選択したあと、「②EasyNegative」をクリックすると、③のように、EasyNegativeと入力されます。(①のアイコンを再びクリックすることで、メニューを閉じることができます)

実際にイラストを生成してみると、次のようになります。

まとめ

今回はEasyNegativeを使って、イラストのクオリティを、簡単に上げる方法を紹介しました。

Stable Diffusionを使っての画像生成では、ネガティブプロンプトを上手く使うことで、綺麗な画像を作ることができます。
ネガティブプロンプトを書くのは、意外と大変なのですが、EasyNegativeを使えば、ただ「EasyNegative」とネガティブプロンプトのテキストエリアに入力するだけで使うことができます。

8件のコメント 「EasyNegativeの使い方。AIイラストの質をぐんっとアップ!」

  1. 初めまして。
    1つ質問なのですが、google colabを使用してstable diffusionを使ってgoogle drive内のembeddingフォルダ内にEasyNegativeを入れてもstable diffusion内で反映されないのは何故なのでしょうか?

    自分なりに調べたのですが、やはりこのページでも説明されてる通りコードを書かないといけないのでしょうか?

    1. >ああいさん
      はじめまして。コメントありがとうございます。

      私もStable Diffusion web UIをColab上で動かし、embeddingsフォルダにEasyNegativeをアップロードしてみましたが、反映されているように思います。

      Textual Inversionタブを開いたあと、「Refresh」のボタンをクリックしないと反映されなかったりするので、もしかするとそれが原因かな、とも思います。

      お役に立てたか分かりませんが、またよろしくお願いします。

  2. 初めまして。質問なのですが、EasyNegativeを他のモデルで使用したい時は、モデルのところを使用したいモデルにコピペして書き換えればいいのでしょうか?
    返信よろしくお願いします

    1. >はいこみさん
      はじめまして。コメントありがとうございます。

      はい、その通りです。
      他のモデルでEasyNegativeを使う場合は、この記事のコードでは6〜8行目部分を、使いたいモデルのものに差し替えれば、使うことができます。

      モデルによっては相性の良し悪しがあるかもしれませんが、いろいろ試してみてください。

      またよろしくお願いします。

  3. お久しぶりです。xFormersのリンクと共にまたもやfile error が発生してしまった為、解決策がもしございましたら教えてください。よろしくお願い致します‍♀️

    1. > 茶茶さん
      おひさしぶりです。コメントありがとうございます。
      私も記事のコードを試してみたのですが、確かにエラーになってしまい、動かすことができませんでした。

      そこで、これまで1行目に入れていたコードを省いてみたところ、動作するようになりました。
      記事のコードも更新しましたので、もういちどコピペしてお使いください。

      またよろしくお願いします。

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