コンピュータの中の世界では2進数が使われており、もちろん2進数も、10進数と同じように、足し算や引き算などの演算を行なうことができます。
今回は2進数の足し算と引き算の方法を紹介していきます。
2進数の足し算のやり方
まず、2進数の足し算をしてみましょう。
今回は「1001+1101」という足し算を例に、行なってみたいとおもいます。
方法は、10進数の足し算とよく似ています。
1桁目は、1+1=10となり、繰り上がります。
2桁目では、0+0=0ですが、1桁目で繰り上がりがあるので、1となります。
3桁目では、0+1=1で、繰り上がりはないので、1です。
4桁目では、1+1=10となります。
よって、「1001+1101」の答えは「10110」となります。
2進数の引き算のやり方
づづいて、2進数の引き算のやり方を見ていきましょう。
今回は「1100-1001」という引き算を行なってみます。
やり方は、10進数の引き算とよく似ています。
1桁目は、0-1ですので、繰り下がりがあります。しかし、2桁目も0ですので、3桁目から借りてきます。すると2桁目は10進数でいう2となりますが、1桁目に貸してあげますので1となり、そして1桁目は2になります。そこから1を引きますので、1桁目は1になります。
2桁目は、1-0=1となります。
よって、「1100-1001」の答えは「11」になります。
まとめ
今回は2進数での足し算と引き算の方法を紹介しました。
方法は10進数の筆算とほとんど同じです。ただ、1+1=10であること、そして上の桁から借りたときは、10進数でいう2になることにご注意ください。