カレントディレクトリは、パソコンを使っている人が、いま作業をしているディレクトリです。
主に、CUI(コマンドでの操作画面)での作業のときに使われる言葉です。
カレントディレクトリとは?
まず、GUI(マウスを使っての操作画面)で作業をしていると、たくさんのフォルダを同時に開いたりできるので、いまどこのディレクトリにいるのか、ということを意識することはあまりありません。
それに対して、CUIで操作をしていると、文字のみの表示なので、いまどのディレクトリにいるのかを常に意識していないといけません。
たとえば、デスクトップでなにか作業をしたいときは、Desktopというディレクトリに移動してから行ないます。
この、いま自分がいるディレクトリが、「カレントディレクトリ」です。
こんどは、「yamada」ディレクトリに移動しました。
すると、カレントディレクトリは「yamada」ディレクトリになります。
カレントディレクトリのことを、Windowsでは「作業フォルダ」とも言うようです。
作業をサボっていても、たぶん作業フォルダです。
まとめ
カレントディレクトリは、いま自分が作業をしているディレクトリです。
CUIでの操作のときによく使われる言葉です。
もちろん、作業をしていなくても、今いるディレクトリが、カレントディレクトリです。