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ROM

ROMロムRead Only Memoryリードオンリーメモリ)は、むことしかできないメモリのことです。

……というのが、おおくの方が使つかっている意味いみです。

しかし本当ほんとうはちょっとちがって、ROMには大きくけてふたつの種類しゅるいがあります。
「読み込むことしかできないROM」と、「読みきができるROM」です。

目次
  1. ROMとは
  2. もっとくわしいROMの説明
  3. まとめ

ROMとは

ほんとノートがあったとします。

本はむことができます。
ノートは、くことも、それを読むことも、しゴムで消すこともできます。

この、「本」が「ROMロム」にたります。
また、「ノート」は、SSDやハードディスクなどの「ストレージ」に当たります。

……ほんとうならば、そういうふうなのですが、ROMでも、書きんだり、消したりが、できるものがあります。

もっとくわしいROMの説明

ハードディスク、SSD、USBメモリ、などの「ストレージ」は、いろんなものをんだりみ込んだりできます。
これは、鉛筆えんぴつで書き込んだり、しゴムで消したり、読んだりできる、ノートによくています。

しかし「ROMロム」は、読み込むことしかできません。
アーティストのCDだったり、ゲームソフトのディスクだったり、映画えいがBlu-rayブルーレイなどが、ROMです。

ストレージを「ノート」にたとえるのであれば、ROMは「ほん」に例えることができます。

ノートは読むことも書き込むこともできますが、本は読むことしかできません。

しかし、スマホ場合ばあいはちょっとちがいます。
というのも、スマホでは、書きえができる保存領域ほぞんりょういき、つまりストレージのことを「ROM」と書かれていることもおおいんです。

と、ここまでが、多くの方が使っているROM意味いみです。

さて、ここで、スマホではストレージのことを「ROM」と書くことについて、ちょっとだけ説明せつめいします。

まず、「ROM」は「Read Only Memoryリードオンリーメモリ」、つまり「読み込みだけのメモリ」です。

しかしある日、すごいものが発明はつめいされてしまいました。
読み込むことはもちろん、書き込むことも消すこともできる、まるでハードディスクみたいなROMです。
これを「フラッシュROM」といいます。
また、フラッシュROMのことを、「フラッシュメモリ」ともいいます。

フラッシュROMは、USBメモリ、SSD、SDカード、などに使つかわれています。
そしてもちろん、スマホのなかのストレージも、フラッシュROMが使われています。

つまり、私たちが使っている多くのストレージは、書き込むことも消すこともできる、読み込みだけのメモリ(Read Only Memory)なんです。
でも、「書き込むことも消すこともできる、読み込みだけのメモリ」なんて、なにがなんだかからないですよね。

なので、ふだんはフラッシュROMのことを、ROMとは言わないです。
でもなぜか、スマホのときだけはROMと言ってしまいます。

まとめ

ROMロムは、みしかできない(はずの)メモリです。
アーティストのCD、ゲームソフトのディスク、映画えいがBlu-rayブルーレイなどが、ROMです。

しかしある日、「き込むこともすこともできるROM」ができました。
それが「フラッシュROMフラッシュメモリ)」です。

フラッシュROMは、スマホのストレージ、USBメモリ、SSDなどに使つかわれています。

おおくの場合ばあいは、ROMといえば「読み込みしかできないメモリ」をしますが、スマホのときだけは「書き込むことも消すこともできるメモリ」を指します。

ただ、RAMラムとは別物べつものですので、ご注意ちゅういください。

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