拡張子は、ファイルの種類を表すものです。
ファイル名の後ろに「.(ドット)」で区切られて、くっついています。
拡張子とは
拡張子は、ファイル名の後ろに、「.(ドット)」で区切られて、くっついているものです。
それぞれの拡張子は、ファイルの種類を表しています。
「jpg」は画像ファイル、「mp3」は音声ファイル、「exe」ならば実行ファイルです。
実行ファイルというのは、アプリとか、ゲームとか、そういったプログラムのファイルです。
コンピュータは、こういった拡張子を見て、どの拡張子のファイルをどのアプリで開くのか、ということが設定されていたりします。
なので、拡張子を無理に変更してしまうと、思い通りのアプリで開けない、といったことになったりしますので、注意しましょう。
拡張子の偽装について
拡張子は、そのファイルがどの種類のファイルなのかを表します。
しかし、そのファイルが本当は違うものなのに、別の拡張子が表示されていることがあるかもしれません。
たとえば、画像ファイルだと思って開いたものが、実は実行ファイルで、パソコンがウィルスに感染してしまう、ということがあります。
拡張子が別のものに見えるように、ファイル名が付けられているのです。
これは、「txt」が拡張子ではなくファイル名になっていて、長い半角スペースの後ろにあるexeが本当の拡張子、というものです。
また、こんなことになっているかもしれません。
下の画像は、jpgファイルに見せかけた、exeファイルです。
これは、ファイル名を「abcdgpj.exe」にして、abcdとgpj.exeの間に、RLOというものを入れたものです。
RLOというのは、アラビア語などのように、文字を右から左に読んでいくものに変更するための、特別な文字です。
つまり「gpj.exe」の部分が、右から読んでいくように変更されたので、見た目はjpgファイルに見えてしまう、というものです。
こういった、攻撃の手法をしっかりと知っておくだけでも、被害を防ぐことができるでしょう。
まとめ
拡張子はファイルの種類を表すもので、ファイル名の後ろに、「.(ドット)」で区切られてくっついています。
さまざまな拡張子があり、パソコンなどのコンピュータでは、この拡張子によって、そのファイルをどのアプリで開くのかが設定されていたりします。
また、拡張子を別のものに見せかけたファイルを開いたことでウィルスを仕掛けられてしまう、ということがあります。
しかし、こういうことをしっかりと知っておくことで、少しでも被害を防ぐことができます。