1. HOME»
  2. AI»
  3. AI画像生成»
  4. 【Stable Diffusion】ChilloutMixの使い方(Google Colab)

【Stable Diffusion】ChilloutMixの使い方(Google Colab)

ChilloutMixは、写真のようなリアルなイラストを作るのが得意なモデルです。

今回はChilloutMixの使い方について紹介します。

(※2023/02/28追記)ChilloutMixは、現在非公開になっております。
とても可愛らしいイラストが描くことができ、お気に入りのモデルでした。
制作者のTASUKU2023様、素晴らしいモデルをありがとうございました。

(※2023/03/01追記)ChilloutMixが復活しました。
権利がCivitaiに移って、再び公開されたようです。

目次
  1. ChilloutMixについて
  2. ChilloutMixを使う方法について
  3. ChilloutMixで生成したイラスト
  4. まとめ

ChilloutMixについて

ChilloutMixは、本物のようなイラストで、とくにアジア人を描くことを得意としています。
とてもリアルで写真のようなイラストを作ることができ、とても人気のあるモデルのひとつです。

ChilloutMixは、CIVITAIで配布されています。(ログインが必要になります)

CIVITAI[ChilloutMix]:(https://civitai.com/models/6424/chilloutmix

ChilloutMixを使う方法について

今回は「Stable Diffusion Web UI」で、「ChilloutMix」を使っていこうと思います。
また、「Stable Diffusion Web UI」を動かす環境として、Google Colabを使います。

「Google Colab」上で「Stable Diffusion Web UI」を動かす方法については、次の記事をご覧ください。

まず、今回は「Chilloutmix-Ni-pruned-fp32-fix.safetensors」を使おうと思います。


(2023/03/07追記)
Google Colab上で「Stable Diffusion Web UI」を動かすには、「ハードウェア アクセラレータ」を「GPU」に変更する必要があります。

これを設定しないと、以下のようなエラーが表示されます。

AssertionError: Torch is not able to use GPU; add --skip-torch-cuda-test to COMMANDLINE_ARGS variable to disable this check

まず「編集」から「ノートブックの設定」をクリックします。

さらに、「ハードウェア アクセラレータ」を「GPU」に変更し、「保存」をクリックします。

あとは、以下の手順に沿って進めてください。


Chilloutmix-Niを使っている場合、VAEは必要ないとのことなので、safetensorsファイルのみを「stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/」ディレクトリに配置します。

ですので、Google Colabで次のコードを実行すれば、「Stable Diffusion Web UI」で「ChilloutMix」を使う準備が整えることができます。

!git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
%cd /content/stable-diffusion-webui

!wget https://civitai.com/api/download/models/11745 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/Chilloutmix-Ni-pruned-fp32-fix.safetensors

!python launch.py --share --xformers --enable-insecure-extension-access

Colabで実行して、しばらくするとリンクが表示されます。
リンクをクリックすると「Stable Diffusion Web UI」の画面が開きます。

ChilloutMixで生成したイラスト

ChilloutMixをモデルに使って、イラストを生成してみました。

プロンプト

head portrait, realistic, 1girl, eyes, loli, lots of frills, black long dress, starry sky, black hair blowing in the wind, trees, bloom light effect

ネガティブプロンプト

(low quality, worst quality, trembling, cropped face:1.4), cap, leg, (hand:1.6), nsfw
  • Steps: 20
  • Sampler: Euler a
  • CFG scale: 7.5
  • Seed: 1401674679
  • Size: 1200×632
  • Model: Chilloutmix-Ni-pruned-fp32-fix

まとめ

今回は、ChilloutMixの使い方について紹介しました。

ChilloutMixは、実写タッチでアジア人のイラストを描くのを得意としている、画像生成AIのモデルです。
とても可愛らしいイラストが描けるので、楽しく生成できます。

14件のコメント 「【Stable Diffusion】ChilloutMixの使い方(Google Colab)」

  1. 質問失礼します。
    一度タブを閉じてから、再起動するにはどのような手順を踏めばいいのでしょうか?
    毎回google colabを再起動させて、新規urlを取得する感じでしょうか?

    1. >ゴン太さん
      コメントありがとうございます。

      実行していたものを一度止めて、もう一度動かすと、新しいURLが取得できるので、そこから始められます。
      終了する時は、「ランタイム」から「ランタイムを接続解除して削除」をしておくのがいいと思います。

      データは、終了するたびに消えるので、毎回インストールする感じです。

  2. It is Rさん質問させてください。
    いつも参考にさせて頂いています。

    今回MUSEの記事を参考に「cutegirlmix4」のLORA をChilloutmixに追加しようと思い
    (https://civitai.com/models/14171/cutegirlmix4)

    他の方にお返事されていたのを見かけて、URL、DLして名前をChilloutmixに追加しました。
    !wgetの下に、
    %mkdir -p /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/
    !wget https://civitai.com/api/download/models/16677 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/cuteGirlMix4_v10.safetensors

    上記を追加して起動してみると、左上の「Stable Diffusion checkpoint」に
    cuteGirlMix4_v10.safetensorsがありました。これで生成するとエラーが起こってしまいます。
    なにか根本的に違うのでしょうか?

    素人的質問かもしれませんが、教えて下さい。

    1. >あいすさん
      コメントありがとうございます。

      cuteGirlMix4_v10.safetensorsは「models/Lora」に入れてください。(modelsフォルダにLoraフォルダが見つからなければ作成します)
      そして、左上の「Stable Diffusion checkpoint」では、cuteGirlMix4ではなく、Chilloutmixのファイルを選びます。

      ただ、ファイルの配置などを手作業で行うのは大変なので、以下のコマンドを実行します。

      !git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
      %cd /content/stable-diffusion-webui
      
      !wget https://civitai.com/api/download/models/11745 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/Chilloutmix-Ni-pruned-fp32-fix.safetensors
      %mkdir -p /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/
      !wget https://civitai.com/api/download/models/16677 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/cuteGirlMix4_v10.safetensors
      
      !python launch.py --share --xformers --enable-insecure-extension-access

      LoRAを使う方法については、使用しているものは違いますが、「LoRAの使い方。追加学習でもっと自分好みなイラストに!(Stable Diffusion)」を参考にしてください。

  3. はじめまして。参考に拝見させていただいております。
    実行することはできたのですが、画像生成のタイミングでUIが止まってしまうことが多々あります。
    ngrokを活用すると回避できる可能性が高いという情報を聞いたのですが、そちらの使い方を教えていただきたいです。
    また他の回避方法があればご教示いただきたいです。
    よろしくお願いいたします。

    1. >sabuさん
      はじめまして。コメントありがとうございます。
      私の環境でも、たまにUIが止まってしまうことがありました。

      ngrokを使うと回避できるというのは、知りませんでした。
      実際にngrokを使ってみたのですが、たしかにUIが止まりにくく、安定しているように思います。
      貴重な情報、ありがとうございました。

      使い方ですが、私は次のように行いました。

      • ngrokのサイトから登録を行います。
      • ngrokのサイトにログインして、「Your Authtoken」に書かれた認証トークンをコピーします。
      • 以下のコードの最後の行の、(トークン)の部分に、コピーしたものを入力します。()は必要ないです。
      !git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
      %cd /content/stable-diffusion-webui
      
      !wget https://civitai.com/api/download/models/11745 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/Chilloutmix-Ni-pruned-fp32-fix.safetensors
      
      !COMMANDLINE_ARGS="--ngrok (トークン) --ngrok-region jp --gradio-debug" REQS_FILE="requirements.txt" python launch.py

      参考になれば幸いです。

  4. RuntimeError: Error running command.
    Command: “/usr/bin/python3” -c “import torch; assert torch.cuda.is_available(), ‘Torch is not able to use GPU; add –skip-torch-cuda-test to COMMANDLINE_ARGS variable to disable this check'”
    Error code: 1
    stdout:
    stderr: Traceback (most recent call last):
    File “”, line 1, in
    AssertionError: Torch is not able to use GPU; add –skip-torch-cuda-test to COMMANDLINE_ARGS variable to disable this check

    コメント失礼致します。こちらの記事に記載されているコードをコピペしてcolabで実行したところ、上記のようなエラーが出ました。

    もし可能でしたら、解決策を教えていただけないでしょうか。
    colabを最近始めた初心者のため、エラー内容の意味がわからないので、よろしくお願いします。

    1. >Mさん
      コメントありがとうございます。

      このエラーは、ハードウェア アクセラレータを「GPU」に設定していないと表示されるものです。
      設定方法は、記事中でも紹介している「【AI画像生成】Google ColabでStable Diffusion web UIを動かす方法」で、詳しく書いていますのでご覧ください。

      今回の記事では、そのことに触れていませんでしたので、分かりにくかったと思います。
      申し訳ございません。

  5. 本記事にある
    python launch.py〜
    を実行するとエラーとなってしまいます。

    Torch is not able to use GPU; add –skip-torch-cuda-test to COMMANDLINE_ARGS variable to disable this check.

    とあり、もしかしてmacのGPUがRadeonだからでしょうか。
    RadeonのGPUを積むmacosにおいてこれを回避する方法はあるのでしょうか。

    1. >konbuさん
      コメントありがとうございます。
      もしこの記事の通りに、「Google Colab」上で「Stable Diffusion Web UI」を動かしたいのであれば、macのGPUは関係ないと思います。

      このエラーは、ハードウェア アクセラレータを「GPU」に設定していないと表示されます。
      この設定方法は、記事中でも紹介している「【AI画像生成】Google ColabでStable Diffusion web UIを動かす方法」で、詳しく書いていますのでご覧ください。

      今回の記事の中では、そのことに触れていませんでしたので、分かりにくかったかもしれません。申し訳ございません。

      もし、「Stable Diffusion Web UI」を、ご自身のMac上で動かしたいということであれば、私の方では検証することができないので、動くかどうかは分からないです。

      「Stable Diffusion Web UI」は、WindowsであればAMDのGPUでも動作させることができるようです。(推奨はNVidiaになっています)

      しかし、MacとAMDのGPUの組み合わせについては、「Stable Diffusion Web UI」のGitHubのページに記載されていません。
      サポートしていない可能性が高いと思います。

  6. いろいろ生成で悩んでいたとことにこの記事を見つけられてたすかりました~!!!
    参考にさせてもらいます!!

    1. >サーニャさん
      お役にたてているようで、嬉しいです。
      AI画像生成の記事は、これからも更新していきますので、またよろしくお願いいたします。

  7. はじめまして。参考に拝見させていただいております。
    colabに入力するコードのところですが、4行目、!wgetの行のmodels/の後の数字ですが、chilloutmix以外を使用したい場合civitaiのページ内のどこの数字を入力すればダウンロードに飛べるでしょうか?
    初歩的な質問でしたら申し訳ございません。

    1. >あさん
      はじめまして。コメントありがとうございます。

      CIVITAIで、使いたいモデルのページを開き、ダウンロードするボタンを右クリックします。
      すると、お使いのブラウザによっても異なるのですが、「リンクのコピー」、「リンクのアドレスをコピー」といった項目がありますので、それをクリックします。

      これで、使いたいファイルをダウンロードするためのリンクをコピーすることができます。
      あとは、それを!wgetの後ろに貼り付けます。

      参考になれば幸いです。

コメントを残す(コメントは承認後に反映されます)

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です




オリジナルゲーム.com