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フォーマット

フォーマットは、かなり大雑把《おおざっぱ》に言うと、「形式《けいしき》」のことです。
しかし、「フォーマットする」という動詞《どうし》になると、おそらくそれはSSDやHDDなどの「初期化《しょきか》」のことを言っています。

ここでは主《おも》に、SSDやHDDなどの「初期化」という意味《いみ》のフォーマットについて紹介《しょうかい》します。

目次
  1. フォーマットとは?
  2. HDDやSSDなどのフォーマットについて
  3. データをすべて消すことがフォーマットではない
  4. まとめ

フォーマットとは?

フォーマットには、いろいろな意味《いみ》があります。
しかし、その根底《こんてい》にあるのは、だいたい「形式《けいしき》」という意味《いみ》です。

たとえば、「ファイルフォーマット」というのは、テキストファイルだったり、画像《がぞう》ファイルだったり、動画《どうが》ファイルだったりな、ファイルの形式のことです。

しかし、「SSDやHDDなどのフォーマット」となると、SSDやHDDが「どのような形式なのか」という意味のほかに、そのSSDやHDDを「初期化《しょきか》する」という意味もあります。
もし「SSDやHDDをフォーマットする」というふうに動詞《どうし》になれば、それは「初期化する」という意味です。

HDDやSSDなどのフォーマットについて

さきほど、SSDやHDDなどのフォーマットには「初期化《しょきか》する」の意味《いみ》もある、と書きましたが、「初期化」と聞くと、「形式《けいしき》」に関係《かんけい》ないように思うかもしれません。
しかしこれも、根底《こんてい》には「形式」という意味があります。

たとえば、もしみなさんが誰《だれ》かに「この外付けSSDをフォーマットしておいてくれよ」と言われたとします。
これは「この外付けSSDを初期化しておいてくれよ」という意味ですが、その言葉の裏《うら》には、「外付けSSDを、このパソコンで使える形式にしておいてくれよ」という意味が含《ふく》まれています。

ですので、相手《あいて》の人がWindows《ウィンドウズ》を使っているのに、Mac《マック》用の形式でフォーマットしたら、「使えないじゃん!」と言われてしまうかもしれません。(その前に、どの形式でフォーマットするのか確《たし》かめておかなければいけないというのはあるのですが……)

つまり、SSDやHDDなどのフォーマットは、使いたいコンピュータで使える形式にすること、とも言えます。

もちろん、フォーマットした領域《りょういき》のデータは、すべて消《き》えてしまいます。
そんなわけで、形式を変える目的《もくてき》ではなく、形式はそのままに、データをすべて消すことが目的でフォーマットすることも多いです。

データをすべて消すことがフォーマットではない

もしかすると、データをすべて消《け》すことがフォーマット、というふうに思ってしまう方もいるかもしれませんが、それは違《ちが》います。

たとえば、SSDやHDDを粉々《こなごな》に砕《くだ》けば、確《たし》かにデータは消《き》えるかもしれません。
しかし、SSDやHDDなどでいうフォーマットは「初期化《しょきか》」つまり「これから使《つか》い始《はじ》められる状態《じょうたい》にすること」です。

粉々になったSSDやHDDは、もう使えませんので、これではフォーマットといえなくなってしまいます。

同《おな》じように、データをすべて削除《さくじょ》しただけのSSDやHDDは、まだ使い始めることができません。
使っているコンピュータが対応している形式にフォーマットして、はじめて使えるようになるのです。

つまり、「すべて削除するのがフォーマット」というのは、間違《まちが》いですのでお気をつけください。

まとめ

フォーマットにはいろいろな意味《いみ》がありますが、それらの根底《こんてい》には、だいたい「形式《けいしき》」の意味があります。

SSDやHDDなどで使《つか》われるフォーマットには、「初期化《しょきか》」という意味もあります。
しかしその初期化は、「これから使い始《はじ》められる状態《じょうたい》にすること」という意味であり、「使いたいコンピュータで使える形式にすること」という意味も含《ふく》んでいます。

また、「すべて削除するのがフォーマット」というのは、間違《まちが》っています。

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