ログイン(ログオン、サインイン)は、あらかじめ登録しておいたユーザ名とパスワードを使って、「不思議な扉」から中に入ることです。
ログインとは
普段よく行くところの、目立たない場所に、不思議な扉がありました。
開けようとしても、ぜんぜん開きません。
しかし、鍵を持っていました。
鍵を使おうと思ったとき、ひとつだけだと思っていた扉は、どういうわけか、数えきれないほどたくさんになっていました。
でも、どの扉が、自分が行きたいところへつづくものなのかは、すぐに分りました。
鍵を使って扉を開けると、そこには不思議な空間が広がっていました。
これが、ログインです。
もっとくわしいログインの説明
amazonやYouTubeなどは、みなさんもよくご覧になるかと思います。
どちらも、ログインしなくても、商品を見たり、動画を見たりできますよね。
しかし、実際に商品を買おうと思ったり、動画をアップロードしようと思ったときは、「ログイン」が必要になります。
これは、いまそのホームページを見ているのが、自分自身だよ、ということを、そのページに教えるために行ないます。
そうすることで、amazonであれば注文履歴が見れたり、YouTubeであればアップロードした動画について分析したりできます。
さて、そういった仕組みのあるホームページには、画面の片隅などのあまり目立たないところに、「ログイン」という項目があります。
そこを開くと、だいたい次のような画面が表示されます。
これこそが「不思議な扉」です。
ユーザ名(メールアドレス)と、パスワードを組み合わせて入力することで、「不思議な扉」を開くことができます。
扉はたったひとつに見えますが、ユーザ名(メールアドレス)によって、どの扉を開くのかが決まります。
つまりこの画面には、見えていないだけで、とてもたくさんの扉があるんです。
そしてパスワードは、その扉を開くための「鍵」です。
さて、ここまではホームページ上でのログインについてでしたが、ログインはそれだけではありません。
たとえば、パソコンを立ち上げたとき、設定にもよりますが、ユーザ名とパスワードをきかれたりします。
これは、そのパソコンを何人もで使いたいとき、いま使っているのが自分自身だよ、ということをパソコンに教えてあげるために行ないます。
つまり、さきほどのホームページでの例と、やってることは同じなんです。
これでパソコンは、いま使っているのが「あなた」であると認識して、あなたに合わせた設定で動いてくれます。
また、「不思議な扉」は、ホームページから離れただけでは、開いたままになっていることもあります。
ですので、忘れずに閉めて、しっかり鍵をかけてあげる必要があります。
「不思議な扉」の外に出て、鍵をかけることを、「ログアウト」といいます。合わせて覚えましょう。
まとめ
ログインは、「不思議な扉」から「鍵」を使って、中に入ることです。
ログインの仕組みがあるホームページでは、ログイン画面(不思議な扉)から、パスワード(鍵)を使って中に入ることで、管理画面が見れたり、商品を注文することができたりと、いろんな機能が使えるようになります。
また、その扉を閉めて、鍵をかけることを、「ログアウト」といいます。