ホームページは、ブラウザを開いたときに、最初に表示されるページのことです。
しかし、だんだんと言葉の意味が変わっていき、サイトの一番上のページ(トップページ)をホームページと呼ぶようになりました。
さらに、言葉の意味が変わり、サイト全体(Webサイト)のことを、ホームページと呼ぶようになりました。
ホームページという言葉が使われたときは、そのどれかの意味ですが、だいたいはWebサイトのことを言っています。
ホームページとは
ホームページには3つの意味があります。
まず、もともとのホームページ意味は、ChromeやEdgeなどのブラウザを開いたときに表示されるページのことです。
みなさんがスマホやパソコンで、なにかを調べようと思ったとき、ブラウザを開きますよね。
このとき、最初に表示されるページが、もともとのホームページの意味です。
しかし、今のブラウザは、起動したときにスタートページが表示されたり、起動ページを設定できたり、といった仕組みがあります。
ですので、ブラウザのホームボタンを押したときに表示されるページをホームページと呼び、スタートページや起動ページとは別のものというふうにされることが多いです。
しかし、だんだんとホームページの意味が変わっていき、つぎにWebサイトの一番上のページ(トップページ)が、ホームページと呼ばれるようになりました。
多くのWebサイトでは、タイトルロゴをクリックすることで、トップページに行くことができます。
と、いうのが、ふたつめのホームページの意味です。
さらに、だんだんと意味が変わっていき、Webサイト全体のことをホームページと呼ぶようになりました。
そして今では、これが一般的にみんなが使っている、3つ目のホームページの意味です。
ですので、ホームページという言葉が出てきたときは、Webサイトのことを言っているのかな、と思えば、だいたい間違いないです。
ホームページ、Webサイト、Webページ、サイト、ページの使い分け
ホームページには、似たような言葉がたくさんあります。ホームページ、Webサイト、Webページ、サイト、ページ、などです。
では、これらはどのように使い分けるのでしょうか。
まず、「サイト」という言葉が出てきたときは、それは「Webサイト」を短くしたものの場合がほとんどです。
つまり、サイト=Webサイトです。
そして、「Webページ」というのは、「Webサイト」の中の、ひとつのページのことを言います。
また、「ページ」は、「Webページ」を短くしたものです。
「ホームページ」には、さきほど紹介した3つの意味がありますが、多くの場合は「Webサイト」と同じ意味で使われます。これは、もともとの意味とは違っています。しかし、Webサイトのことをホームページというのは間違い、というわけではないと私は思っています。
もともとのホームページの意味をちゃんと知っている人も、分かりやすいように、あえてWebサイトのことをホームページと言ったりもします。
ですので、まとめるとこのようになります。
- ホームページ:Webサイトのことだけど、たまにほかの意味で使われる
- Webサイト:ブラウザにURLを入れたり、Googleで検索したりして見るもの(一般的な意味でのホームページ)
- Webページ:Webサイトの中の1ページ
- サイト:Webサイトのこと
- ページ:Webページのこと
まとめ
ホームページには3つの意味がありますが、だいたいはWebサイトと同じ意味で使われます。
Webサイトの中の、ひとつのページが、Webページです。
さらに、WebサイトやWebページを短くして、サイトやページと呼ばれます。