Vimの設定ファイル（.vimrc）を、一瞬で作るツール

更新 : 2022/03/12

カテゴリー : Vim

by : It is R

Vimを使う上で、とても重要なのが設定ファイル（.vimrc）だと思います。

まったく設定を行なっていないVimは、ちょっと使い勝手がよくないのですが、自分でちょっとずつ設定していくことで、どんどん使いやすいテキストエディタになっていきます。

しかし、その設定ファイルを作るのが、ものすごく大変なんです。

そこで、Vimの設定ファイルを一瞬にして作ってしまうツールを作りました。

.vimrc生成ツール（仮）（Beta）

さて、今回作ったのは、自分の使いたい設定を選ぶ、もしくは入力するだけで、一瞬にしてVimの設定ファイルができてしまうツールです。

左側の項目から設定して、右側に表示されたコードを、ご自身の.vimrcに貼り付けてご利用ください。

基本設定

文字入力設定

マウス入力設定

マウスを有効にする:

ビジュアルモード設定

ビジュアルモードでインデントを変更したとき、モードを戻さないようにする:

ヤンク（コピー）、カット（切り取り）、ペースト（貼り付け）の設定

xやdなどでの削除、pでの貼り付けなどのときに、ヤンクされないようにする:

検索設定

検索ワードの、大文字、小文字、の区別をしない:
検索ワードに大文字が含まれていたときだけ、区別する:
最後まで検索したら、最初に戻る（デフォルトでON）:
検索した文字を強調する（強調の解除は<Leader>qにしています。<ESC>のマッピングはおすすめしません）:
入力しながら検索（インクリメンタルサーチ）を有効にする:

その他

コマンド履歴を残す数（最大10000まで）:
クリップボードを使用する:
バックアップファイルを作らない（デフォルトで作られない）:
スワップファイルを作らない:
編集中のファイルに変更があれば、自動で読み込み直す:
入力中のコマンドをステータスに表示する:
◯や△などの文字が、次の文字と重なってしまうのを防ぐ:
編集中のファイルがあるところを、カレンとディレクトリにする:

ちょっと便利な設定

jjでインサートモードから戻る:
vvで単語選択:
間違えてq:と入力してしまったとき、:qと入力したことにする:
tmでターミナルを開く:

初心者向けの設定

方向キーを使えないようにする:
インサートモードでも、方向キーを使えないようにする:

Leaderを使った便利な設定

Leaderをどのキーにするか:
<Leader>aで全選択:
<Leader>wで保存:

ここにソースが表示されます。（AMPではうまく動作しません）

2022/03/11 公開

また、このツールはBeta版です。まだまだバグがあるかもしれません。
もし、もっとこんな機能が欲しい、バグを見つけた、という方は、お知らせください。